「妻(彼女)がなぜだか不機嫌。でも理由がよくわからない」
こんなときに、どう接していいかわからず、対応に困ってしまう男性も多いのではないでしょうか。
「彼女が不機嫌にさえならなければ、もっと穏やかで仲良く過ごせるのに」
と思う男性もいると思います。
しかし、このときに「よくわからないし、面倒だし、まあいいか」と放置することは、女性の怒りを倍増させる行為なのです。
その理由と、不機嫌な彼女の取り扱い方法を、女性の視点から教えます。
上手く「ノー」が言えないとき、女性は不機嫌になる!
多くの女性は、通常の生活のなかでハッキリと「ノー」を示すことがありません。
なぜなら、女性社会においての「ノー」は強い拒絶で、相手を傷つける行為だからです。
女同士の集まりを見ると、彼女たちが“同調”と“共感”の文化にいることがわかると思います。
このような言葉とともに
相手の気持ちに寄り添い、共感を示すことが、「優しさ」であると女性は認識しています。
そのため、「それは違うと思う!」「私はそうは思わない」と主張し「ノー」を突きつけると、女性社会では嫌われたり、孤立したりしがちです。
この典型的な例が、
女性が男性からの誘いを断るときに使う「予定がわかったら、また連絡しますね!」という言葉。
このような返事をして、その後、連絡をしない場合には、遠回しの断りを意味しているのですが、
この返事を言葉どおりに受け取った男性は
「気がある素振りを見せていたのに、なんで? 女って意味わかんね~!!」となるわけです。
これもすべて、「ノー」とは言えない女性の思考から生じた誤解です。
つまり、何が言いたいかというと、女性は不服であっても「イエス」と言うことがあり、
「ノー」を突きつけることが苦手なのです。
そして、自分が「不服な状態に置かれている」と思っていながら、
「ノー」がうまく言えず、自分の中に抱え込むと、女性は黙りがち、あるいは不機嫌になります。
これが女性の不機嫌になるメカニズムです。
女性は1人で責任を抱え込みすぎると、不機嫌スイッチがオンになる
女性が不満や責任を自分の中で抱え込み、
男性の手助けが得られないとなると、「強さ」を誇示したり、感情が暴走したりすることがあります。
だから、女性が不満げにしているときに、彼女を無視するのは絶対にNGなのです。
男性に知らぬフリをされると、女性の感情は悪い方向にどんどん加速してしまう可能性が非常に高いからです。
女性は話を聞いてくれない男性に対して「何もわかってくれない!」と怒りを覚えます。
理解され、手助けを差し伸べてもらえないことほど、女性にとって孤独を感じることはないからです。
その結果、パートナーに対する当たりが強くなって、やたらと強気な態度に出たり、
「あなたは私に対して何1つしてくれない!」という結論に飛躍することさえあります。
解決策は、「暴走スイッチ」が入った女性を放置することでも、
「はいはい」と言って小言を聞き流すことでもなく、
主体的に「話を聞くこと」「女性に話をさせること」
これにつきます。
女性が「怒った」ときには、とにかく辛抱強く「話を聞こう」という姿勢を見せてください。
これだけで、多くの問題は解決する場合が多いです。
不機嫌なのに、理由を話さないワケ/女の「別に」は「ちゃんと向き合って」の裏返し
女性はパートナーに不満を抱えていても、それを素直に表現できないことがあります。
遠回しに「気づいてほしい」というサインは出しているのですが、この女性のサインを男性は
まあ気づかない!!!
ビックリするくらい気づかない!!!!
ですね。笑
そして、このサインを見逃した結果、女性の不快指数は一気に上昇します。
しかし、不穏な空気を察した男性が「どうかした?」と聞いても
「別に」
という返事が返ってきます。あるいは無視という手段に出る。
ここが、女心の面倒なとこなのですが、不穏な空気の中で女性が発する「別に」や無視は
「ちゃんと向き合って。私の不満に耳を傾けて」
というメッセージの裏返しであることがほとんどです。
女性は「不満を聞いてほしい」という思いを持っていながら
・こんな不満をぶつける自分のほうが未熟なのではないか
・こんなことを言ってしまっていいのだろうか
・パートナーには優しくありたい
という矛盾を抱えています。そして悶々としています。
パートナーが自ら気づいて改善してくれたり、フォローしてくれたらいいのに、と結構本気で願っています。
その結果、何か不満げでいながら、素直に理由を話さないという現象が起きるのです。
不満げな奥さんや彼女に悩む人に言えることは、先ほどの繰り返しになりますが、
とにかく「どうしたの?」と声をかけて、話を聞いてあげてください!ということです。
「別に」と言われても辛抱強く、「そんなことないよね。何かあるなら言って」と声をかけてください。
女性が不穏な空気を発すると、男性は見て見ぬフリをしがちですが、それはまったくの逆効果。
女性の不機嫌モードを解除するいちばんの方法は、彼女の気持ちに寄り添う姿勢を見せることです。
男性が寄り添う姿勢を見せてくれたとき、女性の不機嫌は「感謝」へと昇華されます。
特に理由なく、不機嫌なときもある
一説によると、女性が1カ月の中で、心身ともに調子がいいのは、わずか1週間だと言われています。
生理や生理前の不快感は、男性にはなかなか理解しがたいものだと思います。
ずぶ濡れの靴を履いて、1日中動き回っているような気分です。
個人差はあれど、女性は大なり小なり、
生理周期に心身のコンディションを左右されています。
それゆえ、特に理由がなくても、イライラしていたり、落ち込みがちになったりすることがあるのです。
しかし、当然ながら男性には、この感覚が理解できません。
女性と暮らしたことがない男性が戸惑うのは、特に思い当たる理由もないのに、女性がイライラしていたり、ブルーになっている日があることです。
しかし、数日後には、ケロっと機嫌が直ったりします。
それゆえ、私たちは「女って気まぐれ」と言われてしまうのです。
そして、このブルーな状態のときに、仕事などでいろいろ嫌なことが重なり、
さらに、パートナーが追い打ちをかけるように、イライラすることをやらかすと、女性は突然“爆発(暴発?)”します。
この爆風を食らってしまった男性は
「そんなことで感情的になるなよ! 意味わかんねえ!」と怒りを覚えるのです。
男女のすれ違いの始まりです。
もちろん、女性も自分が悪いということはわかっています。
しかし、よくケンカをするカップルとそうでないカップルを見ると、
女性がブルーな状態に入ったときの男性の対応に解決の鍵があるような気がします。
女性がイライラしているとき、テンションが低いときの理由は単純に生理周期から来るコンディションが原因の場合もあります。
男性にとっては、理解できないもの、意味がわからないものかもしれませんが、
「そういうもの」だと思って、少しだけ大目に見て、適度に水に流してあげてください。
ちなみに我が家は、生理周期が原因でケンカしたことはありません。
私がブルーになっていても、夫はこのことをよく理解してくれていて
「女の人は大変だね。おなか痛くない? 大丈夫?」と逆に気遣ってくれるのです。
このひと言があるだけで、気分も丸くなります。
それどころか、ツンツンした態度をとって申し訳なかったなあ、と優しくなれます。
この「大変だね」「頑張ってるね」+「大丈夫?」などの気遣いの言葉 は女性の心を緩ませるキラーフレーズです。
ぜひとも活用ください。
彼女が不機嫌なときこそ、笑わせる、拍子抜けさせる
一旦不機嫌モードに入った女性は、解除のタイミングを見失ってしまいます。
いわゆる「引っ込みがつかない」状態です。
このときには、笑わせたり、意表を突く行為が効果的です。
以前、はあちゅうさんの「旦那観察日記」(https://ameblo.jp/mofu-everyday/)でこんなエピソードを見ました。
はあちゅうさんが旦那さんに怒りまくっていたときに、
旦那さんがいきなり素っ裸になって「ごめん!」と謝ってきたので、ビックリして許してしまったのだとか。
怒っているのがバカバカしくなった、ということが書かれていましたが、
まさに私も同じ経験があります。
笑わせたり、意表を突く行動などで、一旦気分が切り替わってしまえば、一瞬で不機嫌が直ることもあります。
「気分転換でもしよう!」とご飯を食べに連れ出すことなども、有効かもしれません。
不機嫌な彼女への対処法は、とにかく向き合うこと!
彼女が不機嫌になると「イヤだなあ」と思ったり、「めんどくさいな」と思うこともあると思います。
もちろん、女性側にも悪い部分や、行動を変えなければいけない部分はたくさんあります(自覚してます、ごめんなさい)。
ただ、今回は男性向けの記事なので、不機嫌なときの「女性心理」を中心に書かせていただきました。
よっぽど根深い理由でなければ、わりと簡単に女性の不機嫌モードは解除できますので、覚えておくといいと思います。
ポイントは決して放置せず、寄り添う姿勢を見せること。
そうして自分の気持ちと向き合ってくれた男性に対しては、女性からの「感謝」と「愛」が返ってきます。
男女がお互いを理解し、支え合える関係になれば理想ですね。
また、仲直りのプレゼントも効果絶大なので、「ここぞ!」というときには下記記事も参考にプレゼントを贈ってみてくださいね。
■【男性向け】妻や彼女が絶対に喜ぶプレゼントを教えます!
どうか、皆様が幸せなパートナーシップを築けますように。