婚活カウンセラー、アスナです。

今でこそ、恋愛に悩む方たちに対して、「自信を持とう!」ということを伝え続けていますが、
私、もともと、自分にものすごく自信がなかったのです。

自信がないから、何をやってもダメ。恋愛も仕事もダメダメで、人生絶望しかありませんでした。

ちなみに、私の人生が変わったのは、「開業届」を出して、独立して生きていくと決めたときからです(このあたりの詳しい話は「実は極度の人間不信・人間嫌いで苦しんでいました。」に書いています)。

だから、「自分に自信がないなら、開業しよう! 起業しよう! 独立しよう!」ということは1つ言えるのですが、これはあまり普遍的なメソッドではないので…… 今回はもう少し一般化して、「自分に自信をつける方法」について考えてみました。

「自信」は人から与えられるものではない

かつての私は大きな勘違いをしていました。
「私の価値は、周囲にどれくらい必要とされているかで決まる」と思っていたのです。

だから、人が私を必要としてくれないときには、自己嫌悪に陥りました。
自分が誰の役にも立てていないように思えるときには、自分という人間が無価値に思えました。

でもね、これが間違っていました。私は人からの評価を求め、この評価で自分の価値が決まると思っていたんです。

そうやって他者に自分の評価を委ねるから、いつまでも「自分」を持てないまま、他者のちょっとした反応で「自信」を失っていました。

だって、そもそも「自信がない」と言うときって、相手や周囲からの評価を気にしているときではないですか?

相手や周りからどう思われるかなんて気にしなければ「とりあえずやってみるか」でいいはず。

自分の価値を決めるのは他者ではなく、自分です。自信は他者が与えてくれるものではありません。

まずは周囲に評価を求めることをやめて、自立しましょう。自分が今できることだけに集中しましょう。

精神的に自立している人は「自信がない」とクヨクヨ悩んだりはしません。

自信とは結局、経験に裏付けされたものである

自信とは、経験に裏付けられたものです。経験によって、ある程度の予測ができるから、堂々と振る舞えるのです。

予測のつかないものは不安です。だから、経験のないことは自信がなくて当たり前。

自信をつけたいなら、シンプルに経験を積むしかありません。

でも、多くの方にとっては、この経験を積むための1歩が踏み出せない、ハードルの高いものなのかもしれません。

そのようなときは、私たちは今、この瞬間も、成長の過程にあることを思い出しましょう。

はじめから100点を目指すから、そこにギャップが生じ、自信をなくすのです。

あとね、どんなに成功しているように見える人も、裏では何かしら失敗しています。

私も恋愛や婚活に関して、今でこそアドバイスをする側ですが、いろんな恥ずかしいことをやらかしてます。

でも、失敗しておいてよかったなと思うのです。失敗から学べることのほうが大きいから。自分を成長させてくれたのは失敗だったから。

自分が失敗したからこそ、うまくいかない人の気持ちもわかるし、失敗は笑い話にも、人を勇気づける話にもなります。

失敗ほど、ありがたい学習材料はないと思います。

ちなみに、失敗を恐れないメンタルの作り方については「失敗を恐れない心の作り方」もよかったら読んでみてください。

自信がついたきっかけは「なるようになる」と思えたこと

私が独立して自分に自信がついた理由の1つには、「人生ってなるようになる」と心から思えたことがありました。

というのも、自営業というのは基本的に不安定です。

いよいよお金がなくなって、「もうダメだ…」と思ったこともあったし、突然仕事がなくなったり、取り組んでいた案件がポシャったり、クライアントとトラブルになったこともある。

今はよくても半年後はわからない、何が起こるかわからない、誰も安定を保証してくれない、そんな毎日です。

そうやって、不安と隣り合わせの日々を過ごすうちに、「まあ、なるようになるよ」という精神が自然と築かれていきました。
そう思うしかない状況に追い込まれて、それでもどうにかやってこれました。

本当に「なるようになる」んです、世の中って。

それを心から実感したとき、「怖い」と思うものが、自分の中からどんどんなくなっていきました。

まさに「死ぬこと以外かすり傷」の精神です。


『死ぬこと以外かすり傷』 箕輪厚介著

自信は経験を積むことでしか身につかない。だったら、その経験を積める場所に飛び込んでいくしかない。

そのときに必要なのは「なるようになる」「とりあえず飛び込んでみる」精神です。

ダメだったからといって、命まで取られるわけではない。命さえあれば、チャンスは何度でもめぐってきます。

人間関係だって恋愛だって、思うような関係が築けなかったところで、「仕方ないね、ご縁がなかったね」でいいと思うんです。

過去の経験が自分の自信を奪っているとき

親からいつも「ダメな子」と言われて育った、子供時代にひどいイジメに遭った。
そのような過去の経験が自分の自信を奪っているというケースもあると思います。

私の好きな考え方は、とある方から聞いた「昨日の自分は前世」という考え方です。

私たちは毎日変化している。だから昨日の自分は前世だと思えばいい。
過去に引っ張られる必要も、過去に影響を受ける必要もない。今日からまた始めればいい。

確かに傷つくような経験もあったかもしれません。悲しい思いをしたこともあったかもしれません。

でも、それも前世のお話私たちが今日できることは、今このときにベストを尽くすことです。

変えられないものではなく、変えられるものだけを見る、ということですね。

過去は前世だと割り切って、今を精いっぱい生きることに集中してみましょう。

自信をつけるために、今日からできること

漠然と自信を持ちたいと思っても、何から始めればいいかわからないかもしれません。

その場合は、何か1つ「新しい挑戦」を決めましょう。
「やってみようと思っていたけどできなかった」ことを1つリストアップして、そのために勇気を持ってエイヤっと行動を起こすのです。

1つ行動を起こしたら、また次の「新しい挑戦」を決めて行動しましょう。結果よりも、まずは行動してみるということが大事。

挑戦と行動を繰り返していると、行動することが習慣になります。そして、この行動が必ず自信となります。

今回は以上となります。頑張る皆さんを今日も応援しています。