人見知り婚活カウンセラーのアスナです。

私は日々、多くの方の恋愛や婚活の相談に乗っているのですが、「自分からアプローチできない」という男性の悩みをチラホラと聞きます。

■確信が持てないかぎり、自分からアプローチできない
■しつこい男と積極的な男の違いがわからない
■相手の反応を気にしすぎてしまう

今回は、そのような男性のための恋愛テクニックを女性の視点からお伝えしようと思います。

しつこいと思われるのが怖い/しつこいと積極的の境界線とは?

これね、ものすごくよく聞かれます。「しつこいと思われるのが怖くて、ガンガン行けない」と。

本当にしつこいタイプって、自分がしつこいことに気づいていないケースが大半なので、この質問をする時点でしつこくない男性だと思うのですが、

とはいえ、「基準がわからないと不安だ」という男性もいると思うので、どんなときに女性が「しつこい」と思うのか、私を含め、周囲の女性たちにも聞いて、共通点をまとめてみました。以下の3つです。

① 社交辞令が伝わらない
② 必死
③ 返信を待たずに、連絡が来る

③に関しては特に説明不要かと。

女性なりに返信を迷ったり考えたりしている時もあるので、間を置かずに追撃メッセージを送るのはやめましょうね。

既読スルーするときの女性心理や対処法については「女性にラインを既読スルーされたら諦めるべき?」にまとめてあるので、興味がある方はそちらもご覧ください。

では、①と②を見ていきましょう。

① 社交辞令が伝わらない

多くの女性はハッキリとした「ノー」を言いません。

なぜなら、女性文化では協調と調和が重んじられ、相手に「ノー」をつきつけることは、ときに「強い拒絶」でもあるからです。

だから、女性は関心のない男性に対しても、ハッキリと「ノー」は言いません。

「予定がまだわからないので…」といった曖昧な言い方や、興味があるのかないのかわからない態度をとります。これは女性なりの精一杯の思いやりなのです。

しかし、この女性なりの優しさを見抜けず、一方的に「次いつ会えそう?」などと連絡したり、突然電話をかけたりするから「キモい」と言われます。

誘っても、スケジュールが漠然としている場合は「脈なし」です。

本当に予定がわからない場合も、好意がある相手に対しては、必ず調整して、女性のほうから連絡します。

私も独立してからは寝る間も削って働くほど、ものすごく忙しかったのですが、好きな人とのデートの時間はきっちり確保していました。そんなものです。

あと、好きな人に対する返信も24時間以内に必ずします。

駆け引きで、意図的に返信を遅らせるという女性もいるようですが、基本的に既読スルーすることはありません。

② 必死

基本的に女性は余裕のある男性が好きです。そして、男性が余裕をなくしている様子を見ると、かなり引きます。

「なんかこの人、必死だな」とか、「他にやることないのかな?」と思われないことが大事です。

奥手な男性ほど1人の女性に対して深刻に思い悩みやすいので、余裕を持って相手に接することを心がけましょう。

ここまでをまとめると、予定がハッキリしない女性、既読スルーをする女性は基本的に「脈なし」と判断して諦める。

1人の女性に必死にならず、余裕を持つようにしましょう。

自分からアプローチできない奥手男子が覚えておくべき、女性の心理

女性は「自分を大切にしてくれる」男性を好きになります。

「自分を思ってくれる人」を好きになる、という女性も実は多いのです。

そのくらい女性にとって「大切にしてもらえる、自分を思ってもらえる」ことは重要なのです。

だから、女性の心をつかみたいのであれば、「あなたを大切にできる」ということをきちんと示すことが大切です。

これを伝える一番の方法が「マメさ」です。

奥手な男性はとにかく「マメさ」で勝負してください。一見シャイに見えながらモテている奥手男性は「マメ」なんです。

一旦、連絡先を手に入れたら、まずは「ラインでラリーを続ける」ことに全力を注ぎましょう!

・文末は質問で終わらせる
・相手の反応のいい話題を見つけ出す
・可愛い動物やきれいな写真などを送る

などありとあらゆる工夫をこらして、とにかく、2週間くらい毎日のようにラインをやりとりする習慣を作ってください。そのようにして相手の日常の一部に入り込んでしまうのです。

男女の関係にも「信頼残高」というものがあります。

この信頼残高がしっかり貯まっている状態であれば、デートに誘ってもOKをもらいやすく、また多少デートでぎこちなくても「まあ、いい人だしな…」という信頼の貯金が使えます。

奥手な人こそ、ラインを有効活用しない手はありません。連絡先を手に入れたら「返信をもらえるメッセージ」を送ることに、とにかく全力を注ぎましょう。

女性は男性からアプローチしてほしい生き物

これね、9割くらいの女性がそうだと思います。1割の自分からガンガン行くという女性を除けば、大部分の女性は男性からのアプローチを待っています。

女性同士の恋愛話でものすご~く多いのが、「いい人いるんだけど、イマイチ向こうから積極的に来てくれないんだよね。とりあえず様子見かな?」というもの。

こうやって、損している奥手男性がなんと多いことか。女性同士の話を聞かせてあげたいくらい。

好意を持っている女性から、ラインの返事が返ってくる、デートの誘いに応じてもらえているのなら、

次は「自信」を持つ、積極性を見せるフェーズです。ここで、自信のない振る舞いや消極的な態度を見せてしまうと、相手が離れていくこともあります。

相手の女性を振り向かせるためにも「積極的になる必要がある」と理解してください。

積極性とは、いきなり手をつなぐとか、そういったことではありません(そういうことがナチュラルにできる男性もいますが…)。

「相手のことを考えている」ということをわかりやすい「行動」として示すのです。

相手が何気なく「行きたいな」と口にしていた場所に誘ってみる、

さりげないプレゼントをする、相手が面白かったと言っていた映画を見たり本を読んだりして感想を伝えるなど、

ハッキリ「好き」と口にしなくても「あなたに興味がある」ということを伝える手段はたくさんあります。

また、早い段階で以下の4つを押さえ、機会を見計らってサプライズを仕掛けましょう。

・誕生日
・好きな食べ物
・好きな花
・行きたい場所

ただ思っているだけではダメです。相手の女性のためにもアクションを起こしましょう。

多くの奥手男子は、恋することのハードルを自ら上げている

「自分からアプローチできない」という男性って、女性とデートすることを難しく考えすぎているのです。

「フラれたら恥ずかしい」という思いがあるのかもしれませんが、

「あなたに興味があります」ということを示すのは全然恥ずかしいことではないし、

仮に相手が振り向いてくれなかったとしても「まあ仕方ないね」で済むと思うのです。

モテる肉食系の男性は「好意を見せる」ことを恥ずかしいとは思っていません。

仮にダメだったとしても、たまたま様々な事情が重なって「自分とは合わなかっただけ」

あなたという人間がダメなわけではないのです。

興味があるから誘う。

これだけのシンプルなことを自分で難しくしてしまっている男性も多いのです。

相手からアプローチしてほしい、という受け身男性は基本的にモテない

ハッキリ言って、受け身の男性はモテません。なぜなら9割の女性が「男性から来てほしい」と思っているから。

受け身でもモテるのは、1割の女性の心をくすぐる「放っておけないタイプ」
「超イケメンor高収入」など何か突出してわかりやすいアピールポイントがある人たちです。

女性の気持ちをつかみたいなら、待つのではなく、やはり行動しましょう。

私の知り合いに異常なまでに女性にモテる男性がいるのですが、以前、彼に「モテる秘訣」を聞いたところ、返ってきた答えは実にシンプルでした。

待ちの姿勢にならないこと。待ってたってどうにもならないんだから。

今回は、この言葉を締めの言葉としておしまいにしたいと思います。

奥手な男性の皆さん、勇気を持って頑張って下さい!