コミュ障専門の恋活カウンセラー、アスナです。

コミュニケーションが苦手、人が苦手、人に嫌われたくない、人との関係がうまく築けない……。

そんな方々の恋愛や婚活をサポートしていきたいと思って記事を発信しています。

今回は、【嫌われたくない症候群】の克服法について書いてみました。

嫌われたくない症候群とは?

実際に、「人から嫌われるのが怖い」と悩んでいる会員さんたちにアンケートをとり、多かった回答をまとめました。

以下に当てはまるものが多ければ、嫌われたくない症候群かもしれません。


・誰とでも仲良くしたい

・嫌われるのが怖い

・とりあえず、平和にやっていきたい

・自分がガマンすればいいと思う

・自分と合わなさそうな人を極端に避けてしまう

・気を遣ってしまって疲れる

・相手の機嫌をとるために、心にもないことを言う

・敵を作りたくない ・相手の一挙一動に傷つく

・相手が何を思っているのか常に気になる ・他者の評価が気になる

もし、自分が「嫌われたくない症候群かもしれない」と思ったら、読み進めてくださいね。

好かれたいという感情を手放すと身軽になれる

人には誰でも承認欲求があるので、「好かれたい」という思いがあるのは当然です。どんなに強そうに見える人でも同じだと思います。

私自身もそうでした。かつては皆とうまくやっていきたいという思いが強くありました。

でもね、私の場合は不器用なので、単純にそれが上手くできなかったんですよね。残念ながら…。

自分では嫌われないように振る舞っているつもりなのに、やっぱり私のことを良く思わない人っているんですよ、どんな場所に行っても。

自己主張強いし、あんまり人と合わせられないし、マイペースだし、言葉を選ぶように気をつけてはいるけれど、それでも思ったことは素直に言っちゃうし。

そんな性格だから、自分を良く思わない人をゼロにしていくって難しい。そんなことを気にし出すと、気にしなきゃいけない人がどんどん増えていく……。

単純に疲れたから、あるときから自分を偽るのをやめました。

毎日忙しいから、自分がどう見られているかまで気にかけている余裕ないし、
どうでもいい他人のこと気にしている暇があったら、サービス利用してくれる会員さんのためにそのエネルギーは使いたいし。

でも、人が離れたかというと、そんなことなくて、自分を良く見せなくても、好きでいてくれる人って好きでいてくれるんですよね。

私のこと「苦手」と言う人もいれば、「好き」と言ってくれる人もいます。

私という「個人」は何も変わらないのに、見る人によって私の評価は変わる。好きも嫌いも変わる。

別の記事にも何度か書きましたが、評価なんてものは

他者のそのときの個人的な主観に基づいた、フィルターがかかっているんです。

でも、私という人間の価値は何も変わらないんです。

「誰からも好かれたい」という感情は早いところ手放したほうが、身軽に動けます。

嫌われたくない? でも、誰からも好かれる人って結局、「無難」で「無個性」じゃない?

私は、誰からも嫌われない生き方って結局、「個」をなくしていくことなんじゃないかなって思います。

というのも、「個性」を出せば出すほど、合わない、うまく混じり合えない人は出てくるからです。

誰からも好かれようとすることは、自分のカラーを人に合わせてコロコロ変えていくこと。

いわば、自分のカラーを持たない人です。

確かに相手に合わせて自分の色を変えていけば、その場ではうまくなじめるかもしれません。

でも、そうやって相手に合わせて、自分の色を変えてばかりいると、そのうちに本来の自分のカラーがわからなくなります。

そうして自分の基準を持たなくなった結果、相手に合わせて自分の色を変え続けなければいけない自分になります。

要は嫌われたくない症候群の方々って、自分のカラー、基準を持っていないんです。

自分の色を決めるのは常に他者の基準。他者によって基準は変わるから、そのたびに色を変えなければいけない……、そうやって消耗していく。

人に合わせて消耗しているなあと思うなら、他者ではなく、自分の基準で「何をしたいか」を選ぶ習慣をつけましょう。

嫌われたくない? そもそも皆に好かれる必要って本当にあるの?

むしろ私は、人に嫌われ始めたら、個性が輝きだした証拠だと思っています。無難な人に人って何も反応しないから。

無難な人って結局、「どうでもいい人」「都合のいい人」なんです。

個を輝かせて生きていると、その輝きに引かれる人たちが必ず集まってきます。

100人、SNS上に名前だけの友達がいるよりも、10人、本気で自分の味方をしてくれる仲間がいるほうが強いです。

そもそも、SNS上の100人の名前だけの仲間、欲しいでしょうか?

「誰からも好かれたい」と言っている人は、形だけの信頼を求めているようにも見えます。

そもそもですが、皆に好かれる必要ってあるのでしょうか?

その相手に嫌われることは、自分の人生や価値を脅かすほど影響力があるのでしょうか?

実際、相手から好かれることを手放したところで、自分の生活や大切なものって、大して変わらなくないですか?

嫌われたくない症候群の人は、「本当に皆から好かれる必要があるのか?」ということについても、考えてみるといいかもしれません。

嫌われたくない症候群の人は、実は自分のことしか考えていない

嫌われたくない症候群の人は、相手のことを考えているようで、実は自分のことしか考えていません。

なぜなら、「自分がどう見られているか」ということで、常に頭がいっぱいだからです。

そうやって、多くの時間とエネルギーを「自分がどう見られるか」ということに使ってしまっています。

だったら、その時間もエネルギーも誰かのためや、自分自身が成長できることに使ったほうがよくないですか?

実は私も、このブログを始める前は、名前や顔を出しての発信に抵抗がありました。

知り合いに見られたら恥ずかしいという思いもありました。

でも、そんなことを考えている自分は、会員さんのため、コミュ障で悩んでいる人のためではなく、自分のために悩んでいるんだと気づいたんです。

くだらないプライドにがんじがらめになってかっこつけてる暇があるなら、1人でも多くの方に、メッセージを届けるべきではないか。

どうやったら、役に立つ情報を届けられるかを考えて行動するべきでないか。

そう思えたときに、自分のちっぽけなプライドなんて「くだらない」と思えました。

それよりも、悩んでいる人の力になりたいし、自分の発信する言葉が届いてくれる人がいれば、そのほうが私にとってはうれしいことなのです。

「嫌われたくない」を手放せば、恋愛もうまくいく。

自分の経験を振り返ってみても、恋愛における「嫌われたくない」は手放したほうがいいです。

不思議なもので、恋愛も相手に合わせて、あれこれ気を遣うよりも、
相手を振り回すくらいマイペースでいるほうが、熱烈に愛されるんですよね(もちろんパートナーへのリスペクトは前提で♪)。

反対に相手の顔色ばかり見て、尽くせば尽くすほど、なぜか相手の気持ちは離れていく。私の場合は自分がフラれるときっていつも、相手の反応ばかり見ている重い女になったとき。

「振り回す」という言い方はよくないかもしれませんが、これはすなわち、相手に評価を依存しない、自立しているということ。

というわけで、私は「ありのまま」を肯定して生きることを推奨しています。

嫌われたくない症候群はすぐに克服できる

嫌われたくない症候群を克服することは今日からできます。

まず「好かれよう」とすることを一切やめることです。

好かれようが、好かれまいが、自分は自分。他者からの評価を手放すことです。

そして、これまで「自分がどう思われるか」ということばかりに使っていたエネルギーを、他者のためや、もっと自分の個性を輝かせるために使ってください。

嫌われたくない症候群から脱却した自分のほうが、前よりもずっと魅力的でいられるはずです。