こちらから話しかけても、ラインしても無視されます。
こっちもこっちで、そういう態度をとられるとイラっとして、放置しているのですが、このままだと別れに発展してしまいそうです。
今日はこのようなお悩みにお答えします。
女性の怒りのメカニズムについては、過去に
「不機嫌な妻(彼女)の取り扱い説明書」という記事でも書いたので、怒ったときの女性心理を知りたい方は、そちらもご覧ください。
① 怒らせた彼女を放置すると、怒りはどんどん膨れ上がる
② 女性は「無関心」がいちばん嫌い
③ すぐに謝り、無視されても、もう1度謝る
④ ラインの場合や、直接謝れない場合には?
⑤ 「よくわからないけど、彼女を怒らせてしまったかもしれない」というときには……
怒らせた彼女を放置すると、怒りはどんどん膨れ上がる
多くの男性は、女性が怒りモードに入ると、
「面倒くさい」と思ったり、うろたえてしまったりして、放置するという手段に出ることがあります。
しかし、この「放置」という手段は、女性にとってマイナスに働きます。
なぜなら、女性は問題が起きたときには、
自分に理解を示してくれる相手と、コミュニケーションをとりながらの解決を望むからです。
明らかに女性が悪い、という場合であれば時間をおくことで、
彼女のほうから「私が悪かったわ」と言ってくるかもしれませんが、
男性が何かしらの理由で彼女を怒らせてしまった場合、男性に非がある場合は、
絶対に放置したり無視したりせず、即座に対処しましょう。
なぜ、放置がいけないか、その理由については以下に書いていきます。
男性の沈黙を女性は、「強い否定」と受け取る
女性はコミュニケーションで「愛情」や「2人の関係性」を測ろうとします。
何か問題が起きたときには、相手の気持ちに寄り添い、理解を示し、励ましの言葉をかけることが
女性たちの文化では「優しさ」であり、「愛情」です。
反対に、女性が意図的にコミュニケーションを放棄するとき、それは「強い否定」を意味します。
相手のことを嫌いであったり、愛想を尽かして口もききたくないという、ネガティブな感情に支配されているとき、女性は「無視」という手段に出るのです。
すなわち、何か問題があったときにコミュニケーションを放棄すれば、
それは、女性にとっては「強い否定」を意味するのです。
しかも、場合によっては 「私に対する愛情がないから無視されている」 とも受け取られているのです。
悪い解釈が暴走すると、女性の怒りはますます膨れ上がっていきます。
こうなる前にすぐに対処することが必要です。
女性は「無関心」がいちばん嫌い
多くの女性は、パートナーから関心を向けられず、理解も尊重もされていないと感じると心を閉ざし、愛情がどんどん失われていきます。
だから、男性が【放置】という手段にでると、女性は心を閉ざし、怒りを膨らませ、場合によっては愛情を枯らしてしまうのです。
女性の心を開きたいのであれば、彼女の気持ちに寄り添い、理解しようという姿勢を見せてください。
「女心は複雑」とか「女性は意味がわからない」と言われることがありますが、
男性が思うほど扱いが難しいものではありません。
彼女に対する関心を示し、共感を示し、愛情ある行動をとることで、女性の心は再び開きます。
彼女の怒りモードを解除するための方法は、
①とにかく向き合って、コミュニケーションをとること
②彼女への「理解」と「愛情」を何よりも優先して示すこと
これにつきます。1つずつ解説していきますね!
すぐに謝り、無視されても、もう1度謝る
彼女の怒りをしずめたいなら、まずは、「すぐに謝る」ことが重要です。
冷静な話し合いや、自分の主張はあとから伝えればいいことで、
彼女の感情の「暴走」を止めることが先決です。
暴走スイッチがオンになると、彼女は感情的になり、牙をむきます。
雪だるまのようにネガティブな感情が大きくなっていきます。
こうなると、どんどん関係がこじれてしまったり、
理性的に話し合うことができなくなってしまうので、とにかくまずは、怒りの炎の消火作業を優先させましょう。
ところが、すぐに謝ったとしても、
無視されたり、そっけない対応をとられたりする場合もあると思います。
しかし、ここで「こっちは素直に謝っているのに!」とイラだちを見せてしまってはいけません。
この瞬間をグッと乗り越えると、彼女のほうが歩み寄りを見せるようになります。
ポイントは、即座に謝ることは大事だけれども、すぐに怒りモードは解除できるものではない、と覚えておくことです。
謝っても無視してしまうときには、次のような心理が働いています。
・引っ込みがつかなくなっている
・怒りで、相手を傷つけるような言葉を口にしてしまいそうなとき
なので、そういうものだと思って、十分に誠意を伝えて謝ったなら、一旦、身を引きましょう。
ここで、はじめて「放置」を有効に使うのです。
少しの間を置いて、彼女を1人にさせておいて、しばらくして再び謝るのです。
あまり間を置きすぎると、「私をないがしろにしている!」と受け取られることがあるため、1人にさせておく時間は、数時間から長くても半日程度あれば十分です。
謝る+少し間を置く+再び謝る
このサンドイッチパターンは有効です。
このときに、イライラした様子や暗い顔を見せないように注意してください。
繰り返しになりますが、理解と愛情をわかりやすく示すことがポイントです。
ラインの場合や、直接謝れない場合には?
ラインでのケンカや、怒ったまま解散してしまった場合には、どうすればいいのでしょうか。
この場合も基本的なパターンは同じで、まずは謝罪のメッセージを送り、少しだけ時間をおきましょう。
ラインの場合は、先ほどよりは時間をおいて、1日~2日くらいは様子を見てもいいかもしれません。
返信が返ってこない場合にも再度、しつこくならない程度に
「あなたを気にかけています」ということが伝わるメッセージを送っておきましょう。
そして、できることなら、直接会える機会をできるだけ早めに作ります。
① ラインでの謝罪+② 直接会って、わかりやすいカタチで誠意を示す
このパターンが有効です。
「よくわからないけど、彼女を怒らせてしまったかもしれない……」、というときには
なんとなく彼女の様子がおかしい、というときにも放置せず、すぐに対処することが重要です。
「どうかした?」と理由を聞き、彼女に対する関心を示すことで、女性が安心する場合も多いからです。
不満げにしていながら、その理由を話さないときには
「きちんと私と向き合って!」というメッセージの裏返しであることがあります。
これについては、「不機嫌な妻(彼女)の取り扱い説明書」を読むと、女性心理がよくわかると思いますので、
気になる方は、ぜひこちらもご覧ください。
まとめ
女性を怒らせてしまったときには、放置せず向き合い、解決しようとする姿勢を見せることが大切です。
サンドイッチパターンを使い、少しずつ、心のシャッターを開いてもらうように働きかけてみてくださいね。
また、仲直りのプレゼントも効果絶大なので、「ここぞ!」というときには下記記事も参考にプレゼントを贈ってみてくださいね。
■【男性向け】妻や彼女が絶対に喜ぶプレゼントを教えます!