コミュ障専門の恋活カウンセラー、アスナです。

「あの人はステキなパートナーと結婚して幸せそうなのに、自分は恋愛も婚活もうまくいかない。
なんだか頑張るのがバカらしくなってきた」

「彼女は美人だから何を着ても似合うし、モテる。自分なんて何をやってもムダだ」

そんなふうに劣等感を感じて苦しい思いをしていませんか?

今回は「人と自分を比べて落ち込んでしまう」人が、劣等感を手放すための方法をお伝えしようと思います。

人と比べて落ち込んでも、現状は何も変わらない

劣等感に苦しむ人たちが、まず理解しておくべきことは

「他者と比べたところで、自分の状況は何1つ変わらない」ということ。

人をうらやんだところで、自分の能力が高まることもないし、すばらしい出会いに恵まれるわけでもありません。

例えば、仕事においても

自分よりも仕事ができると思われるAさんと比べて、劣っていると思っても、
自分よりも仕事ができないと思われるBさんと比べて、勝っていると思っても、

結局のところ、自分の能力そのものは変わりません。
能力がアップするわけでも、ダウンするわけでもない。

このときの劣っているも、勝っているも、自分の「思い込み」によって、作り出された【勝手な評価】なのです。

そう考えると、空虚な評価に振り回されているのがバカらしくなってきませんか?

嘆いたところで、自分の状況は何1つ変わりません。
だったら、少しでも自分が成長できることに時間もエネルギーも注ぐべきです。

私が劣等感に苦しまない理由/劣等感に苦しむ人の共通点とは?

私も自分の感情にいろいろと苦しめられてきましたが、不思議なことに「劣等感」「嫉妬」のような感情だけは、あまり経験したことがありません。

もちろん、自分よりもはるかにすごい人たちを見て、「自分はまだまだ足りない」と思うことはあるし、
お金持ちの旦那さんと結婚して、いつもきれいな洋服を着て、海外旅行や習い事を楽しんでいるセレブな友人などを見ると「あんな優雅な生活をしてみたいな」と思うこともあります。

でも、それがネガティブな感情に変わるということはありません。

自分は自分であり、自分を幸せにするのは、自分しかいないと考えているからです。

私にしかない人生を私が送っているように、他者もまた、その人にしかない人生を送っています。

私はそこに対してあれこれ干渉する権利はないし、未来とは自分の責任で創るものです。

ところが、婚活のお仕事を始めてからは、人と自分を比べてしまい落ち込んでしまう……、嫉妬心や劣等感を感じてしまうというお悩みを持つ方と数多く出会うようになりました。

このような方々は「他の人は婚活を始めてから、どのくらいで結婚が決まったのですか?」といったように、常に周りの動向を気にしています。

そこで、私はこうした悩みに耳を傾け、どうして人と比べてしまうのか、分析してみました。

その結果、ついつい人と比べてしまう、劣等感を感じてしまうという人には、以下のような共通点が見られました。

・自己肯定感が低い
・他者からの基準で自分を評価している
・物事の裏側を見ようとしていない

これについても、1つずつ解説していきますね。

自己肯定感が低い

劣等感が強い人は、自分の人生を肯定して生きていません。

ついつい、自分のマイナス面にばかり目が向いてしまうのは、自分の良い部分を認めていないからです。

マイナスを数えるクセがつくと、すべてが「足りない」ように思えてしまいます。
いつまで経っても満たされないような気持ちになります。

まずは、自分に「ある」ものを数えてみましょう。

自分にないものに目を向けると、その「ないもの」を他の人に求めるようになります。

私もネガティブになってしまいそうなときには、すでにそこに「ある」もの、感謝できることを数えるようにしています。

励ましてくれる家族や友人、私を必要としてくれるお客様がいること。健康な体があること。おいしいご飯が食べられること。

そうしたものに1つ1つ目を向けていくと、自分の人生を大切にしよう、傍にいてくれる人のために、今日もできるかぎりのベストを尽くそうと自然に思えるのです。

マイナスを数える思考は、今すぐストップさせましょう。

他者からの基準で自分を評価している

そもそも、自分の価値は”自分で”決めるものです。

人と比べてしまうという人は、評価基準、自分の価値を決める基準を他者にゆだねています。

あなたの価値は、他者によって決められるものではありません。

目を向けるべきは、外ではなく、どんなときも自分。「内なる自分」や「過去の自分」です。

心が揺れそうになったときには、自分の「価値」は他者によって決定されるものではないと、言い聞かせてみてください。

人は自分よりも他者がよく見えがち

「隣の芝は青い」という言葉がありますが、

「あの人いいなあ」と言っているときの自分は、その人の苦労や努力、悩みもすべて知り尽くした上で、そのように言っているのでしょうか?

幸せそうに見えても、本当に幸せなのかは本人にしかわからないし、そこに至るまでに、その人は血の滲むような努力や苦労を積み重ねてきたのかもしれません。

人は誰でも、その人なりの葛藤や苦悩、課題を抱えているものです。

そこに目を向けず、「あの人はいいなあ」というのは、勝手な推量であり「思い込み」なのです。

人をうらやんでいるときには、相手の幸せを勝手に決めつけて、推測だけで劣等感や嫉妬を感じているのかもしれません。

結論:人と自分を比べて落ち込んでしまう人が、劣等感を手放す方法

「劣等感」というのは基本的に思い込みです。

人と比べたところで、自分の価値は何も変わらないし、足りない部分ばかりを見ているから、自分が劣っているように感じてしまうのです。

人と比べてしまう人は、自分ではなく、他人を見ています。そして他人によって自分の能力、幸福度、価値を評価しようとしています。

本当に大切なことは、自分で自分自身を見つめること。
昨日の自分より、今日は成長した自分になることです。

他者ではなく、自分の成長に目を向けられるようになると、自然と他者の動向が気にならない自分になっているはずです。

 

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