ついつい頑張りすぎてしまう、自分を責めてしまう・・・
それゆえ、自分の心をすり減らして疲れてしまっている、ということはありませんか?
今回は、自責がやめられず、ついつい頑張りすぎてしまう人へのメッセージをお届けしていきます。
私も自分を責める癖がありました
実は私自身にも「自分を責める癖」「ついつい頑張りすぎてしまう癖」がありました。
頑張るタイミングと甘えの区別がつかない
これが私の悩みでもありました。
「休みたい」と思っていても、「疲れた」と感じていても、
・頑張りが足りないんじゃないか?
・甘えているんじゃないだろうか?
このような疑問が湧き上がってきてしまうのです。
頭の中には意地悪な看守がいて、私をこんな言葉で絶えず苦しめます。
「○○さんと比べると、お前は全然できていないじゃないか」
「○○をしなければ、お前は大事なものを失うぞ」
だから私は、「本当はやりたくない」と思うことでも、歩みを止めることができませんでした。
歩みを止めたら、今まで築き上げてきたものが失われるような恐怖に駆られ、苦しいと思いながらも、頑張ることをやめられませんでした。
これもすべては、頭の中で私を責める声が絶えずこだましていたからです。
自分責めを手放して、頑張り続けるためのコツ
そんな私も、頑張り時とそうでない時を見極め、自分のペースで走り続けることができるようになりました。
私を責め立てていた鬼看守も、今ではすっかりマイルドな良きコーチとなり、
・励ましの言葉や優しい言葉をかけてくれる
・惰性やネガティブな気持ちに流されそうな時には、本来の目的を思い出させてくれる
といった大活躍(?)を見せてくれるようになりました。
婚活にしても、それ以外のことにしても、自分が目指すものを達成したいのであれば、時には(というか多くの場合)、長期的に走り続けることが重要になってきます。
そのためには、自分責めを手放し、間違った頑張り方をすることをやめなければいけません。 常に良きコンディションに自分を整えておく必要があるのです。
さらに、自分責めの看守を「良きコーチ」として味方につけることができれば、これ以上に素晴らしいことはありません。
ここでは、私が間違った頑張り方を手放せるようになったプロセスをご紹介していきます。
② あるがままの自分に許可を出す
③ 信頼し、流れに委ねてみる
④ 安心して自己開示できる場を見つける
このブログを読んでくださる方も、このプロセスを経て、「良きコーチ」を味方にしてあげてくださいね!
①自己理解と取捨選択
間違った頑張り方をしている一番の原因は、「自己理解」が不足していることが原因です。
なぜ頑張っているのか?
を問いかけたときに、間違った頑張り方をしていると、下記のように必ずネガティブな動機が出てきます。
・やめたら○○を失うかもしれないから
・劣等感を感じる
・頑張らないと自分に価値がないように感じる
これらは欠乏感や不足感から頑張っている状態です。
やりたくないこと、自分に適していないことを、”恐れや、自己価値の低さ”ゆえに自分に押しつけているのです。言い換えるなら、自分を大切にできていない、ということです。
この状態でいるときには、絶えず「自分責め」の声に駆り立てられるし、頑張っても頑張っても決して満たされることはありません。
そもそも、自分を満たし、自分がやりたいことに取り組んでいる限りは、
・心地良い頑張り
・恐怖からの頑張り
の区別がつくはずなのです。もし区別がつかないのであれば、自分と向き合えていないのです。そのような場合には、
・自分はどうありたいのか?
・自分にとっての幸せは何か?
・自分が向かいたい場所はどこか?
をまずは明確にしていきましょう。
そして、自分にとっての幸せ、自分に適したものを選び取り、不安から選択していることを「捨てる」という勇気も必要です。
自分をしっかりと理解し、必要なものを選び、そうでないものを手放すこと。
そうすることで、不要な頑張りからは解放されます。
②あるがままの自分に許可を出す
自分責めがやめられないのは、あるがままの自分を認められていないからです。
何かができても、そうでなくても、今の自分を許す、認める
自分責めの看守に打ち勝つためには、これを習慣にする必要があります。
ちなみに、かつての私自身は、「自分を褒める」ということが苦手でした。
様々な本には「自分を褒めることで自己肯定感が上がる」ということが書かれていましたが、自分を褒める言葉を書き出してみても、嘘臭く感じられて、気持ち悪ささえも覚えました。
しかし、 自分を受け入れる、ありのままの自分に許可を出す ということであれば、私の場合は、比較的すんなりと受け入れられました。
褒めるとまではいかないけれど、それでも「自分を許す」、ということなら習慣にできると思ったので、
そこから、どんな自分に対しても「許しの言葉」をかけてあげることを意識しました。結果的に、私の場合は、これですごく楽になりました。
さらに、そのように許しの言葉をかけてあげることが習慣になると、自分に対する言葉がけもどんどん優しくなっていくのを感じました。
③信頼し、流れに委ねてみる
また、年齢を重ねるごとに、私は「流れ」というものを信頼できるようになりました。
これは、上記で述べてきた「自己理解・自己受容」というプロセスを経て、自分を信頼できるようになったからかもしれません。
ジタバタしなくても、導かれる場所には必ず導かれる。
自分にとって必要があれば、物事は展開していくから、自分を理解し、自分の心に従って行動し、後は「流れ」に委ねる。
そうすることで上手くいく、という力の抜き方を覚えたのです。
花だって、咲くタイミングがあります。
種を植えてすぐに、たくさん水をあげたからといって、芽が出るわけではありません。
土を耕し、適度に水や肥料を与えるけれど、自分にできるのはそこまで。
だけど、自分に適した土壌で種をまけば、時期が来れば必ず花は開くようになっているのです。
このように思えるようになったのは、繰り返しになりますが、自己理解と自己受容のプロセスを経たからです。
自分を理解し、自分のありのままを受け入れることができるようになったなら、今度は「流れ」に乗るということを意識してみてください。
驚くほど、自分自身を「軽く」することができることに気がつくはずです。
そして、その軽さに加えて、自分の力だけではない、大きな「流れ」が味方について、物事がどんどん素晴らしい方向に展開していくことも感じられるでしょう。
④安心して自己開示できる場を見つける
安心して自分を出せる場所ってありますか?
感情にフタをするのではなく、自分を出せる場や、安心して過ごせる場を持つことで、あるがままの自分を認められるようにもなります。
自分に厳しい人は、「こんなことを感じてはダメだ」と自分の感情を禁じてしまうことがあります。自分がくつろぐことにすら、罪悪感を覚えるという人もいます。
そういう人こそ、「自分を出していいんだ」ということを、自分自身で理解していく必要があるのです。
そのためにも、安心して自分を出せる場、自分を素直に開示できる相手、ホッとできる場所を見つけてみましょう。
ありのままの自分を他者にも見せられるようになると、等身大の自分で生きられるようになります。
周りの力も借りながら、「自分はどうしたいか」を素直に表現していくことに、少しずつトライしていきましょう。はじめは練習が必要かもしれませんが、必ずできるようになります。
自分責めを手放せると、物事がスムーズに運ぶ
まとめとなりますが、自分責めを手放し、間違った頑張り方をしないためのコツは以下の4つです。
②あるがままの自分に許可を出す
③信頼し、流れに委ねてみる
④安心して自己開示できる場を見つける
いかがでしたでしょうか?
どんなときも自分の味方でいることを意識して、心と身体を解放してあげてくださいね。間違いなく、もっと軽やかに人生が動き出すのを感じられるはずです。