
「婚活が上手くいかない」
そういった悩みを抱えて、深刻に思いつめてしまう人が多くいます。
婚活中の悩みとして、よく聞くのは
・出会った相手のことを好きになれない
・お断りをされてしまう
・何を基準に相手を選べばいいのかわからなくなる
という3つですが、これらは大なり小なり、婚活をしている誰もが通る道です。
しかし、そこで「自分に欠陥があるのでは」という思い込みにとらわれ、ポキリと折れてしまう人と、
「自分は絶対に幸せになれる」と信じて行動を続け、幸せな結婚をかなえていく人たちがいます。
彼らの違いは何なのか?
今回は婚活で折れないメンタルの作り方について書いてみたいと思います。
自己肯定感が低いと婚活は上手くいかない
自分のことをどれだけ好きでいられるか。
私は「自己肯定感」が婚活の成功を握っていると考えています。
例えば、自分が絶望のどん底にいるときに、常にニコニコと笑顔で人に優しくするのは大変だし難しいことだと思います。
そういう状態で、自分自身が幸せでないのに、人を幸せにすることなどできるはずがありません。
同じことが愛情でも言えます。
自分のことを好きでない人が人を愛すること、人に愛を分け与えることなど、できるはずがないのです。
人を愛せる自分になりたいなら、まずは自分を好きになること。
人を信じられる自分になりたかったら、まずは自分を信じることです。
どんな時も、自分には価値があること、そして自分の価値は他者との比較や、他者の反応(お断りされたとか、不快な対応をされたとか)によって揺らぐものではないことを忘れないでいてください。
自分の価値は自分で認めること、自分の「できた」は自分で褒めること、そしてダメな自分も愛すること。
日々のこうした積み重ねが「自己肯定感」につながり、多少のことではポキリと折れないしなやかな心を作ります。
婚活が上手くいかない時こそ、あるものを数えてみよう
私たちは「ない」ものに目が行きがちです。
そして優しくされたことよりも、「されて嫌だったこと」の方が強く記憶に残りやすいです。
つまり、私たちはネガティブなもの、不足しているものに反応しやすいということが言えます。
しかし、ないものばかりに目を向けていると、欠乏感を感じて自己肯定感もどんどん下がっていきます。
だから意識的に「あるもの」を数えるようにしましょう。
・人にしてもらって嬉しかったこと
・今日「できた」こと
してくれなかったことではなく、「してくれた」ことに目を向けて感謝する。
できなかったことではなく、「できた」ことに目を向けて自分を褒める。
些細なことでも「ある」に目を向けてください。
基本的にポジティブな人は「ある」に注目し、ネガティブな人は「ない」に注目します。
自分の周りの「ある」を数えるだけでも世界の見え方が変わり、自分にも人にも寛容になれるはずです。
婚活で大事なことは他者に振り回されないこと
婚活をしていると多くの人に出会うと思います。
もちろん中には「合わない人」もいるし、お断りをされてしまうこともあると思います。
でも、それは当たり前のことです。
簡単に合う人が見つかるのであれば、誰もが簡単に結婚できているし、婚活や恋愛で悩む人なんてこの世からいなくなるはずです。
そのくらい「自分に合う人」を見つけるって難しいことで、だからこそ婚活では多くの人と出会うことが重要なのです。
上手くいかなかったからといって、立ち止まらないこと、理由を深く考えすぎないこと。
ご縁がなかったね、仕方ないね。
でいいんです。
タイミングの問題もあるし、相手に何らかの事情があったのかもしれない。
言ってしまえば、結婚なんてタイミングと相性の問題なんです。
相手の反応1つ1つに振り回されて、自分の人生を後回しにしている場合ではありません。
別に全員に好かれる必要なんてないし、自分に合った1人を見つければいいだけ。
淡々と行きましょう。
フォーカスするべきは他者の反応ではなく、自分の幸せな未来です。
婚活が上手くいかないのはゴールが明確でないから
色々な人と会っているうちに、誰を選べばいいかわからなくなってきたし、誰と会ってもピンとこない……
こんな場合はもう一度、自分がどんな家庭を築きたいか、どんなパートナーと一緒にいたいかを明確にしましょう。
婚活は選択の連続です。
そのうえで大切なのは、自分の軸を持つことです。
・何を快・不快と感じるか
・どういう時に自分らしくいられるか
この3つをきちんと把握していれば、自分の軸で物事を判断していけるはずです。
軸がブレていると感じた時には、もう一度しっかり自身と向き合う時間を大切にしましょう。
悪い部分だけを拡大解釈しない
大なり小なり、婚活経験者はお断りを受けたり、「この人は好きになれないな」という違和感を感じたりしています。
しかし、婚活がうまくいく人は、悪い部分だけで物事を判断しないという特徴があります。
例えば、お見合い後にお断りをされた時。
1つの上手くいかなかった出来事や、相手の悪い部分だけを必要以上に大きく受け止めてひどく落ち込み、自分や他者を否定する人もいる一方で、
「今回は上手くいかなかったけど、自分の全てがダメなわけではない。また頑張ろう」
という考え方をしている人もいます。
婚活が上手くいく人の思考は、悪い部分だけを見て結論を飛躍しないこと、悪い部分もあったけど「いい部分もあるよね」とプラスの部分もきちんと見ることができることです。
物事の悪い部分に目を向ければ、被害者でいられますが、被害者でいる限り、幸せにはなれません。
幸せになりたかったら、被害者から下りましょう。
そして、幸せは自分で選択できることを思い出しましょう。
婚活のことを相談できる相手を持つこと
また、婚活で大切なのは1人で悩まないことです。
プライベートな事柄なので、なかなか人に話しづらいし、経験者しか分からないことも多いので話したところで理解してもらえないと言う人もいますが、
悩んだ時に相談に乗ってもらえる相手がいることは非常に重要です。
1人で抱え込んでしまうから婚活疲れを起こしてしまうのです。
婚活事情をよく理解したうえで「そんなことで悩むのはもったいないよ、絶対に大丈夫」と力強く励ましてくれる人がいるのといないのでは、心の安定もモチベーションのあり方も全然変わってきます。
ツイッターなどを通じて同じように婚活をしている仲間を見つけるのもいいし、私たち結婚相談所の仲人は会員さんの味方です。
どうか1人で悩まないでください。
困った時には、こちらから私にもご連絡ください。
今日も皆さんの婚活を応援しています。