
先日、行きつけの美容院の美容師さんが「相席屋」に行った話を教えてくれました。
「どうでした?」と聞くと、「いい子もいるし、ハズレもいるって感じっすね~」とのこと。
いい子というのは、何となくわかる。
でも、「ハズレ」とは、どういう女性なのか?
今回はこの問題について掘り下げてみたいと思います。
「男性ウケがものすごく悪い」女性たちの共通点
私も定期的に婚活イベントを開催しています。
イベント後に参加者さんと話すことも多いのですが、そこでは率直な感想を聞くことができます。
そんな中、私は「男性ウケがものすごく悪い」女性たちに興味を持ちました。
男性が「勘違いしている女性、いましたよね」「正直、無理だなって思いました」と言う女性って、
女性の私から見て、「勘違い女」とか、男性から酷評されるような女性たちには見えないのです。
もちろん、短い時間内のパーティーなので、外見が大事なのは言うまではありません。婚活パーティーは外見が100%です。
また、明らかにつまらなさそうな表情をしている、自分の話ばかりするなども論外です。
でも、私が興味を持ったのは、ルックスに特別問題があるわけでもなく、明らかに態度が悪いわけでもないのに、なぜか男性ウケが悪い女性たちです。
私たちは、こういった女性たちを観察するうちに、ある共通点を発見しました。
彼女たちって、「可愛げがなく見える」のです。
どうして、可愛げがなく見えるのか。原因を分析すると3つのパターンが見えてきました。
・男性に対する苦手意識が強い
・照れ隠しから、一歩引いた態度でイベントに参加している
次からは、なぜこのような女性たちが男ウケが悪いのか解説したいと思います。
人見知りが男ウケが悪い理由
合コンや婚活の場でモテない女性の共通点は以下です。
・笑わない
・リアクションが薄い
・男性の話に関心を示さない
飛び抜けた美人であれば大して笑わなくてもモテますが、
基本的に男性はプライドの高い生き物です。そして「支配」したい、必要とされたい生き物です。
この男心を理解すれば、「人見知り」というのが、いかにマイナスに作用するかがわかると思います。
人見知りさんは、自分から話しかけることに対して緊張する、どう反応していいかわからない、というだけで、相手に興味がないわけではありません。
しかし、婚活の場は女性だけでなく、男性も緊張している状態です。
そんなときに、相手が好意的な反応を返してくれないと、男性のプライドは深く傷つけられます。
このときの男性は、自分を軽く見られた、見下されたように感じて傷ついていますが、
これは自分が悪いからではなく、相手が「上から目線で男を選んでいるからだ」と考えることがあります。
そうして、自分に対してそっけない→自分を見下している→上から目線で男を選んでいる→勘違いしている女という思考回路になるのです。
多くの男性が言う「勘違いしている女」というのは、塩対応(対応がそっけなかったり、冷たかったりすること)の女性を指していることが非常に多いのです。
本当にその場がつまらなかったのであれば、無理する必要はないかと思いますが、基本的にリアクションの薄い女性はモテません。
ついついリアクションが小さくなりがちな人見知りさんは、注意しなければいけません。
相手の緊張をほぐすのは、笑顔であり、相づちであり、「あなたのことをもっと知りたい」という意思表示なのです。
婚活で男性に嫌われない振る舞い方とは?
人には承認欲求があります。認められたい、理解されたいという思いがあります。
だから、自分の話を真剣に聞いてくれる人に悪い感情を持つことはありません。
反対に自分の話に興味がない、自分の話をないがしろにされていると思ったときには悪い感情を抱きます。
男性から「ハズレ」と言われてしまうような女性は、相手の話を尊重しようとしない女性です。
まずは、相手の話をしっかりと聞いているという姿勢を見せましょう。
人見知りや男性に苦手意識が強い人ほど、自分で思っている以上に、リアクションが小さくなっている可能性があります。
意識してリアクションをしっかり取るようにしましょう。
大きな声を出して笑うのが恥ずかしければ、「目を見ながら、笑顔でしっかりとうなずく」だけでも効果はあります。
男性に嫌われるNGワード
あと、男性が嫌う女性が無意識によく使っているNGワードが「だって」とか「でも」です。
相手の話に対して、頭から否定に入るのです。男性の話に「でも、それってさ…」とかぶせ気味に話を始める女性もモテません。
これらは、相手を否定し、自分の正当性を強く主張する言葉であり、男性にとっては「可愛げがない」のです。
とはいえ、反論をしてはいけないということではありません。
まずは相手の話を最後まできちんと聞き、受け止めたうえで、
「そうですね、けれども…」「なるほど、だとしたら…」といったように、相手の意見に対する尊重をきちんと示しましょう。
男のプライドを満足させることのできる女性はモテるし、男性を尊重できない女性は嫌われます。
ついつい、男性に対して否定的なワードを使っていないか振り返ってみましょう。
また、汚い言葉遣いも一瞬にして男性の気持ちを冷めさせます。
「食う」「お前」「うるせえ」「ありえね~」など、親しい友人感覚で、このような言葉を使ってしまわないようにしましょう。
消極的な態度が男心を冷めさせる
「ガツガツしていると思われるのが恥ずかしい」という思いから、
出会いの場でも一歩引いた態度で、よそよそしく接していませんか?
この照れ隠しを男性は「僕に関心がない」と受け取ります。
男性が聞いてもいないのに自分のことをベラベラと話したりしていては、当然引かれてしまいますが、
その場を一緒に楽しむ、男性の話に一生懸命耳を傾けるということは、ガツガツした態度ではありません。むしろ好感度が上がる態度なのです。
消極的な態度でいても、男性からしたら「感じが悪い女」に見えるだけ。
その場を楽しもう、男性の話を一生懸命聞こう、という姿勢をきちんと見せるだけでも、十分に好印象を与えることができます。
可愛げのない女性は卒業しよう
「無意識に可愛げのない言動をしてしまっていたな」
「人見知りで、リアクションに乏しかったな」など、思い当たることがあれば、自分の振るまいを意識して変えてみてくださいね。
難しいなと思えば、まずは笑顔で一生懸命話を聞く、ということから始めてみましょう。
それでは、今回は以上となります。