人見知り婚活のアスナです。婚活事業を運営しております。
最近はブログだけでなく、「動画でも婚活メソッドを伝えたい」と思い、動画を撮り始めたのですが、自分のプレゼンのヘタさに絶望しました。
その件については「自分の第一印象を知って、愕然とした話/印象をアップさせよう」に書いてますので、よかったらどうぞ。
とはいえ、これまで人前で話すことなど一切なく、生きてきたのだから、経験値が圧倒的に不足しているのも事実。
というわけで、話し方やプレゼンについて勉強と練習を始めました。
そんな中、たまたまVoicy(https://voicy.jp/)という音声メディアで、落語家の桂三四郎さんの『喋りが上手くなるラジオ』という番組を聴いていたんですね。
その中で桂三四郎さんが
「上手に話そうとすることより、相手に伝えようとすること、熱量があること、ハートが大切」といったことをおっしゃっていて、
「これって婚活やあらゆる物事に通じるのではないか」という気づきを得たので、共有します。
人の心を動かすのは、結局のところ、知識やテクニックではない
先日、結婚相談所のとある男性会員さんが、デート直後に交際のお申し込みをお断りされてしまう、ということがありました。
その方はとてもマジメで勉強熱心なので、日頃から恋愛や婚活についての情報集めをしており、デートでのマナーは心得ていたつもりでした。
私も当日のデートの流れや、やりとりについて聞いてみましたが、彼に問題があるようには思いませんでした。
しかし、私が彼に対して「●●さん自身はデート、楽しかったですか?」と聞くと、
「いえ、実は楽しめませんでした」という驚きの答えが返ってきました。
聞けば、「気を遣いすぎて、正直疲れた。楽しくなかった」とのこと。
「ああ、原因はここにあるのかもしれない」と私は思いました。
空気感・テンションは伝染する/場の雰囲気の持つ影響力
相手の楽しい雰囲気って伝わります。暗い雰囲気、疲れているテンションも同じく伝わります。
おそらく彼の場合は、「楽しくない」「無理して疲れている」感じがお相手に伝わってしまったのではないでしょうか?
個々の性格の問題もあるので、無理に明るく振る舞う必要はありませんが、やはり笑顔が少ない人や、表情が暗い人は、婚活が苦戦する傾向があります。
自分の考えていることって、実は相手に正しく伝わっていないものです。
相手は表面的なテンションや雰囲気、ムードでしか、あなたを判断していません。
どんなに相手を大切に思っていても、カッコつけてクールに振る舞っていては、相手には何も伝わらないし、
本人が疲れていては、「一緒にいて楽しくないのかな?」とさえ、思われてしまうのです。
余談ですが、私も自分の動画撮影をするときに、さまざまなYoutuberの動画を参考に見ました。
すると、人気のYoutuberって、やっぱり楽しそうに話しているし、本人が「好き」でやっているんだろうな、という気持ち、熱量が画面越しに伝わってくるんです。
逆に、どんなにいいことを言っていても、淡々とつまらなさそうに話していては、見ているほうも退屈してくる。
テンション、雰囲気、空気感といった言葉でも表現できると思いますが、まさにこうした“ムードづくり”は、人の気持ちを動かすうえで大切なのだなと思いました。
とはいえ、テクニックでカバーすることは大変だし、やはり無理をしたところでボロが出てしまうもの。
大切なのは自然体かつ、本人が楽しむこと。
そして「相手を楽しませよう」という純粋なホスピタリティ精神です。
男女問わずモテる人、人を魅了する人ってやはり「相手を楽しませよう、喜ばせよう」というサービス精神が旺盛ですね。
純粋な思いやりからの行動であれば、「気遣いしすぎて疲れた」とはならないと思うのです。
疲れてしまうのは「相手からよく見られたい」という自分本位な思いが混ざっているからではないでしょうか?
人の心を動かせる人は、純粋に“相手のため”を考えられる人
結局、中途半端にカッコつけたり、「相手の心をつかもう」とテクニックを駆使したところで、そこに気持ちがこもっていなければ、何も意味がないんですよね。
機械的にマニュアル通りのデートをして、「好きです」と言われたところで、気持ちがなければ、心は1mmも動かないと思います。
ビジネスにしても、モノがあふれている世の中で、何を買うかよりも「誰から買うか」という時代になっている。
結局のところ、人の心を動かすのは、信頼や熱意、相手に対する思いやりや優しさです。
この「ハート」の部分をどれだけ大切にできるか。
これを理解している人が心を動かせる人なのだと思います。
・自分にとって大切なものは何か
・何に対して熱意を持っているか
・自分が向かい合っている相手のために何ができるか
改めて振り返ってみるのもいいですね。
本日は以上です。ありがとうございました!