コミュ障専門の恋活カウンセラー、アスナです。

物事をネガティブに捉えてしまう、すぐにマイナス思考になってしまう。不安が先立って行動できない。

そんな自分に悩んでいませんか?

今回は「ネガティブな自分を改善したい」、「マイナス思考でフリーズしてしまう自分を変えたい」という方へのヒントを書きました。

マイナス思考の直し方/マイナス思考は、「ないもの」を数える思考

コップに水が半分入っているとします。

あなたは「もう半分しかない」と考えるタイプですか?
それとも「まだ半分ある」と考えるタイプですか?

このたとえ、聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

「もう半分しかない」と思う人と「まだ半分ある」と考える人の違いは、どこにあるのでしょうか?

前者が「ない」部分に注目しているのに対して、後者は「すでにある」ものに注目しています。

ネガティブな人は、ないものを数えることが上手です。

常に「まだ足りない」と思っているから、何を与えられても満足できない

自分は好かれるに値しないと思っている

相手の「してくれなかった」ことばかりが気になる

このような人は、今すでに自分が持っているもの、傍にいてくれる人、これまで受けた親切、そういったものを飛び越えて、「ないもの」を拡大して、大きな問題にしてしまいます。

おそらくネガティブな人は、恋愛や結婚生活においても、相手の長所よりも、足りないところ、欠点や短所ばかりが気になってしまうでしょう。

相手がこれまでにしてくれたことよりも、ちょっとした言動が気に障って、相手のことが嫌になってしまうでしょう。

なぜなら、「ないものを数える習慣」が染みついてしまっているから。あるものを数える習慣がないから。

ネガティブな自分を手放す、いちばんの方法は、「今あるものを数え、感謝する習慣」を身につけることです。

これまでの習慣を新たな習慣に変えるのは大変なことです。

しかし、繰り返し、意識することで、脳のプログラム、思考回路は変わります。実践あるのみです。

無理してポジティブに考えることが、ポジティブ思考ではない

とはいえ、マイナス思考が悪いわけではありません。

マイナス思考の人にはそのぶん「慎重」「リスク管理がしっかりしている」という長所もあります。

そもそも、嫌な出来事があったときに、それを無理にポジティブにとらえる必要はありません。

嫌な出来事は、嫌な出来事でいいのです。

傷つくようなことがあったにもかかわらず、「これもポジティブに考えよう!」と、無理に思考を正しても歪みが生じるだけです。

なぜなら、本当に納得して、そのように思っていないから。

正しいポジティブな思考とは、現実を受け止めたうえで、冷静にできることを判断して行動することです。

現実を受け止める過程で、つらい感情が押し寄せてくるときも、あるかもしれません。

しかし、嫌なことがあった、悲しいことがあったなら、思いっきり泣いたり、動揺したり、クヨクヨしたりしていいのです。

ネガティブな感情は、否定するものではありません。ポジティブに変える必要もないのです。

大切なのは、ネガティブな感情を出しきったあとの対応です。

感情に振り回されず、現実を冷静に判断することです。

・本当に絶望的な状況なのか?
・自分に有効活用できるものはないのか?
・傍にいてくれる味方は1人もいないのか?

感情というフィルターを通して、現実を見ていないか、振り返ってみてください。

私の周りにいる結果を出している人、成功しているように見える人たちも、「根はネガティブ」「実は心配性」なんてことを明るく語ってくれます。

でも、こうした人たちが結果を出しているのは、マイナスの感情を受け止めたうえで、どう振る舞うべきかを常に冷静に考えているからです。

マイナス思考になっても、ネガティブな感情がわいてきても、それを無理におさえつける必要はありません。

ネガティブな感情ともきちんと向き合うことが、現実を正しく見るには必要なのです。

ネガティブな自分を変えたいのであれば、小さく行動する

考えすぎてしまって行動できない、マイナスの感情に支配されてしまって足がすくんでしまうという人は「とりあえず動く」ことを心がけましょう。

不安でいっぱい、嫌な感情でいっぱいのときは「行動しない理由」を探します。

しかし、経験を積むことで、恐れや不安が軽減されることも多いのです。

だから、「やらない」よりは「やってみて、前向きな対応力を身につけていくほうがいい」のです。

いきなり行動することが難しければ、今日できること、今この瞬間にできることを考えてみましょう。

また、小さな変化を取り入れてみるのもオススメです。

行動した分だけ、私たちは強く、賢くなるものです。

昨年、私の運営する婚活マッチングサービスに入会した、ある男性は女性に対して強い苦手意識を持っていました。

彼は、女性と接するのに強い不安を感じ、「自分は一生、恋愛も結婚もできないのではないか」と考えていました。

そこで、私たちは1年以上かけて、小さなステップで行動していくことを始めました。

まずは、ハキハキとしゃべること。次に相手の目をきちんと見て話すこと、その次は自分からラインを送ってみること……

そうやって、毎日、毎週、毎月、小さなスモールステップを積み重ねていったのです。

そんな彼には今、婚約者がいます。

彼はこう語ってくれました。

「マイナス思考や不安でいっぱいだったけど、自分だって、やればできるんだと知りました」

行動と経験は自信になり、前向きな思考に変わります。

失敗したとしても、それは貴重な経験値であり、学習材料です。悩むより「アクションを起こしてみる」ことを習慣にしましょう。

「~であるべき」ルールの撤廃がネガティブ思考を治すカギ

ネガティブな人の多くは「○○でなくてはいけない」「○○であるべき」というルールが強く、そのルールで自分や他者を裁いています。

だから、自分がそのルールに沿って行動できないときには自己嫌悪に陥るし、他者がそのルールに沿っていないときには、憤りを感じます。

自分も他者も許しましょう。

そのようにして生きると、心が穏やかになります。

前向きな人は自然体です。無理をしていません。

なぜなら、「あるべきルール」に自分や人を当てはめていないから。

自分が「こうあるべき!」と思っていることが、他者にとっては全然気にならないこと、「どうでもいいこと」であるケースは多いのです。

実際、複数人で「自分が許せないタイプの人」について話し合ってみると、面白いことが起こります。
ある人にとっては、イライラする対象であっても、別の人から見れば「どうしてイライラするか理解できない」という意見が出ます。

自分がいかに主観的に、人や物事を判断しているかがわかります。

自分が苦しめられている基準やルールがそもそも妥当なものなのか、見つめ直してみるといいかもしれません。

考え方のクセを改めたいなら、ありたい自分の姿をイメージして振る舞おう

自分が理想とする人、こんなふうになりたいと思う人はどのような人でしょうか?

おそらく、ネガティブでマイナス思考でウジウジしている人ではないと思います。

「引き寄せの法則」について書いたこちらの記事で、「脳はイメージと現実を区別できない」という話をしましたが、
これを上手く活用して、なりたい自分になりきってみましょう。

現実に存在する人でもいいし、いなければ勝手に作ってしまってもいいと思います。

そうして、「○○さんであれば、このようなとき、どのように考えるだろう…」と、憧れの人になりきってみるのです。

私も、自分がチキンになってしまいそうなときに、よくやっていますが、かなり効果的です。

今、ここに集中することで、ネガティブな感情や不安は消えていく

未来を先取りしてしまい、「このまま○○だったら、どうしよう…」と考えるのがネガティブさんの思考回路です。

だったら、いっそ、将来のことに気をとられるのはやめて、「今、この瞬間にできること」に集中してみるのはどうでしょうか?

物事に集中し、がむしゃらに動いているときには、モヤモヤして身動きできない、ウジウジずっと悩んでいる暇もないはずです。

不確定な未来のことをあれこれ心配するよりも、自分でコントロールできることだけに集中しましょう。

最後に

今回は以上となりますが、少しでもお役に立てれば幸いです。

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