今回は、婚活中の男性に向けて、デートの「割り勘問題」について書いてみようと思います。
おごり・おごられ問題については様々な意見があるし、炎上しやすいテーマなのですが(笑)、
それでも、いろんな婚活中の男女を見てきた経験から言わせてください。
関係を発展させたい女性なら、付き合う前のお会計は、女性の分を出すことをオススメします。
結婚相談所でも男性会員さんには「女性の分の食事代やお茶代は出してあげましょう」とアドバイスしています。
その理由について書いていきますね。
女性は好きになるまで時間がかかる
「お会計を男性が払ったほうがいい」とお伝えしている一番の理由がこれです。
女性は男性に比べて、「好き」になるまでに時間がかかるし、「様子見」の時間が男性より圧倒的に長い!
これはもう、男女の脳の違いなのです。
男性はデートのお誘いでOKをもらえた時点で「自分に好意がある」「行ける!」と思っていることも多いのですが、女性の場合は「まあ嫌じゃないから」「様子見で」くらいのテンションでデートをしています。
つまり、デートの時点で、温度差が発生しているのです。
特に婚活の場合は、女性が「スーパー様子見モード」に入ってることが多く、ちょっとした事でも心が離れていきやすい。
だから、愛が温まるまでは、小さな事でマイナス点をつけられない事、小さなプラスの得点を積み上げていく事が男性の婚活必勝法なのです!
もちろん、お会計を気にしない女性もいるけど、出してもらったことに対して、マイナスな印象を受ける女性はいないから、出しておいたほうが無難なのです。
「おごってほしい」わけじゃなくて、女性扱いしてほしい
「おごってほしい」と思う女性心理は何なのか?
デート代が浮くからとか、少しでも安く済ませたいとか、そんなわけではないのです。
お会計を男性が出してくれたときに女性が感じるのは、男性としての「余裕」。そして、ちゃんと女性扱いしてもらえているという実感です。
女性は余裕ある男性が好きです。そして「自分を大切にしてくれる人」に惹かれる傾向があります。
遠くの美男子よりも、見た目はカッコよくなくても、優しくて愛情深い人であれば、心を持っていかれるのです。
だから、男性として余裕があって、女性として扱ってくれる相手を魅力的に感じやすい。
お会計は、それが一番わかりやすく見える形なので、初期のデートは、お会計を出すということも、1つのアピールになるのです。
楽しくないデートだったら、別に出さなくたっていい
とはいえね、おごりたくないなら、出す必要は一切ないです。
「どうして男性ばかり負担が大きくなるんですか? おかしくないですか?」
という声に対しては、本当にそのとおりだと思いますし、「女性だから」という理由で、おごらなければいけないのは、今の時代おかしな話です。
一緒にいても大して楽しくないし、好きかどうかもよくわからないのであれば、おごる必要なんてありません。
「デートも楽しかったし、好きな女性だから少しでも喜んでもらいたい」という気持ちを素直に持てる相手であれば出す、くらいのスタンスでいいとは思います。
高級なお店に行く必要はない
繰り返しますが、女性は男性に比べて、愛が育つまでに時間がかかるため、
出会い初期の段階は、デートのテンションに男女で大きな差があります。
男性側は張り切って、良いお店をチョイスしたりするのですが、
値段がお高めのオシャレなレストランに行って「完全に割り勘」だと、女性はこう思います。
高い店に行って割り勘をするなら、安くていいのに。
オシャレで良いお店なら友達と行くし。
これ、過去にいろんな女性会員さんたちから聞きました。口には出しにくいけれど、女性のホンネだと思います。
高級なお店で高いワインを飲んで、きっちり割り勘するよりも、
安いお店でも、スマートにごちそうしてくれる方が女性は心をつかまれるのです。
女性側が「出します」と言っても、受け取らないこと
では、女性側が「出します」と言ってきた場合はどうすればいいのか。
正解は「受け取らないこと」です。
「今度、お茶でもおごって」「楽しかったから全額出させて」とサラリと言えるなら、上級者です。
もし、どうしても女性側が引かない場合は「じゃあ1000円だけ」と少額をもらいましょう。
間違っても、女性より多く飲み食いしておきながら「完全な割り勘」はしないように。
そうやって「お断り」になった男性たちを私は過去に何人も知っています。
とはいえ、お財布事情もあるし「いつまでも全額おごりは現実的にキツいです」という方もいると思います。
ある程度、関係が深まってきたら、少しずつお会計のやり方を変えていくのは問題ないと思います。
「割り勘問題」について思うこと
ちなみに私個人は「出したいと思ったら出せばいい」と思っているし、割り勘でもいいと思っています。
あと、私自身は、おごってもらえたら嬉しいけど、別におごってくれなかったから、といって何とも思いません。
でもね、多くの恋愛や婚活相談に乗ってきた経験から言うと、やっぱり
「おごったほうがいい」
なのです。だって、成功率は少しでも高い方がいいじゃないですか。
女性は恋愛に関してテンションが上がりにくい生き物。
男性の課題は、この壁を突破することであって、ちょっとした事でこのチャンスを潰すのは、もったいないなと思うのです。
お会計問題で「お断り」をもらう男性が多いので、今回はあえてこの記事を書かせてもらいました。
少しでも参考にしていただけると幸いです。