「相手からどう思われるか気になって、ビクビクしてしまう」

「人からの評価が気になってしまう」

「皆から好かれる必要はないとわかっていても、皆にいい顔をしてしまう」

今回はそんな悩みにお答えしたいと思います。

人からどう思われるかを気にして、自分の人生を疎かにするな!

前に私、嫉妬という感情をほとんど感じたことがないという事を書いたのですが(詳しくは『結婚している友達に嫉妬してしまう時の対処法』)、
これってどうしてかというと、

「自分は自分。他人は他人」

という割り切りが、私、ものすごくハッキリしてるんですね。

だから、私からしてみれば、

「その人から悪く思われたところで、それで自分の人生に何の影響があるの?」

という感じなのです。

もちろん、悪口言われたら嫌な気分になるし、嫌われるよりは好かれたほうが嬉しいけれども、

その人が私の人生の責任をとってくれるならともかく、私の人生に対して何の決定権も持たない人に何を思われようが、基本的には

私には何のダメージもない

と思っているのです。

だから、自分のやりたいようにやればいい。

人の目や反応を気にして、自分の人生をなおざりにしてしまうのは本末転倒だし、本当にもったいないと思うのです。

物事は常に「自分がどうしたいのか」で決めるべき。

人生の主人公はいつだって自分です。他人に自分の選択を委ねてはいけません。

相手の気持ちは理解できない

人からの反応が気になる人が合い言葉として覚えておくといいのが

「相手の気持ちは相手にしかわからない」

ということ。

「相手がどう思ったか」という正しい解答を知っているのは相手だけ。

どんなに考えたところで悩んだところで、推測の域からは出ないのです。

もしかしたら、そもそも悩む必要などないことで、勝手に思い悩んでいる可能性だってあります。

だから、悩んでも仕方のないことは「仕方ないね」と流していく能力も必要です(これは後天的に身につけられます。私がそうだったから)。

また、人の感情は非常に複雑です。

落ち込むこともイライラすることもあるし、疲れているときもあるし、なんとなくの「気分」で行動することもあります。

そのくらい変わりやすく、気まぐれで、複雑にできている人の心を勝手に「わかった気」になってラベルを貼らないこと。

特に日頃から何でもマイナスのラベルを貼る癖がついている人は、反射的に相手の反応にネガティブなラベルを貼ってしまいがちなので注意しましょう。

相手の気持ちはわからないものだし、相手には相手の事情がある。

だから、考えてもわからないことに心をすり減らすのは、まったくもって意味がないです。

自分のことは自分で肯定する

「人から認められること」を求めると、思うように認められない時に自信がどんどん失われていきます。

なぜなら、他者の行動や感情は基本的にコントロールできないものだからです。

だから自分のことは自分で肯定すること。

上手くいかなかった時であっても「よく頑張った」と自分に言ってあげることです。

自分だけは自分の味方でいると決めてください。

自分の絶対の味方でいるコツ、自己肯定感を下げないコツは

①疲れた時は休む
②過去を引きずらない
③自分の心に反することをしない
④些細なことでも自分を褒める
⑤物事に過剰反応しない
⑥被害者意識を持たない

ことです。

完璧主義な人ほど、できない自分を責めてしまいがち、自分にムチを打って無理をしてしまいがちですが、自分を労ってあげることはどんな時も忘れないでいてくださいね。

ホンネで話ができる自分の味方を見つける

また、自分のありのままを受け止めてくれて、信頼できる人といることも大切です。

私は信頼できる人、心を許せる人が近くにいてくれれば、それでいいと思っているので、別に全員に好かれる必要はないと思っています。

無理して付き合う関係にエネルギーを使うよりも、大切な人たちにエネルギーも時間も使いたいから。

上っ面だけの関係性よりも、熱烈に自分を好きでいてくれる人がいてくれれば、それで十分。

自分らしくいられる居場所があれば、誰にでも「いい顔」する必要なんて、そもそもないはずなのです。

それでもいい顔をしてしまうなら、単に「嫌われる勇気」が持てないだけ。

でも、嫌われたところで、自分で自分を肯定し、味方がいればノーダメージのはずです。

人間関係に不安を感じた時には、味方がいることを思い出してください。

自分が今できることに集中する

人から良く思われても、悪く思われても、自分という人間の本質が変わるわけではありません。

自分は自分でしかない。それ以上でもないし、それ以下でもない。

相手がどのように思ったとしても、それは相手の問題であって、自分の問題とは切り離して考えるべきなのです。

というわけで、自分らしく生きましょう。

好きでいてくれる人は、ありのままの自分を好きでいてくれます。離れてく人がいてもそれまでの関係だったということ。

人生を主体的に生きれば楽しいことが増えます。

あなたの人生はあなたが選んでいくもの。誰に支配されるものでもありません。

人生のコントロール権を取り戻しましょう。

今回は以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。