「アプリも結婚相談所も多くの人が登録していて、結局どんな人を結婚相手に選べばいいかわからない」
婚活の仕事をしていると、こんな相談を受けることがあります。
今回は「どんな基準で結婚相手を選べばいいのか?」ということについて書きたいと思います。
結婚相手の選び方① 譲れない条件を明確にする!
まずは、自分の絶対に譲れない条件というものを明確にしておきましょう。
年齢や年収、容姿にこだわりがある人もいると思いますが、他にも
・相手方の転勤がないこと
・タバコを吸わないこと
・お酒を一緒に楽しめること
など人それぞれ、こだわるポイントがあると思います。
ただし、あまりにも多くの条件を求めたり、ハードルの高い条件を設定すると視野が狭くなって、逆に相手が見つからなくなってしまう可能性もあります。
ポイントは、“最低限”のラインを決めること。
言い換えるなら、「絶対に、絶対に、絶対に……これだけは譲れない!」という切実な条件です。
まずは、このラインを明確に決めてから活動を始めましょう。
結婚相手の選び方② とにかく会ってみること
譲れない条件だけ決めたら、次は実際に会ってみること。
あまり先入観を持たず、「いいな」と思ったら、とにかく会ってみることを大事にしましょう。
プロフィールや写真だけでは、伝わらないことのほうが大部分。
こればかりは会ってみなければわからない。
譲れない条件をクリアしていて、さらに「会ってみたいな」と思う人がいたら積極的に会ってみてください。
この段階では、直感でいいし、なんとなくでいいんです。
複数候補がいるならば、直感的に「会ってみたいな」と思えた人から順に会っていきましょう。
そのときに「会話が自然と弾む」「嫌な感じがしない」という人がいたら、その後も何度か会ってみてください。そのような相手とは良いパートナーシップを築ける可能性が高いです。
結婚相手の選び方③ 出会った時のトキメキなんていらない
結婚相手にトキメキを求める人は、婚活に苦戦します。
長い結婚生活で大切なのは、時と共に薄れていく「トキメキ」なんかよりも「安心感」や「居心地の良さ」。
自然体でいられる、違和感がないという人であれば、どうかその感覚を大切にしてください。
深い信頼や安心感に根付いた、時間の経過と共に育っていく愛の形もあります。
そのように共に愛を育てていけそうな相手であれば、出会った時のトキメキがマックスでなくとも、穏やかで満ち足りた夫婦生活を送ることができますよ。
結婚相手の選び方④ 完璧さよりも「素直さ」「優しさ」の方が大事!
そもそも前提として、完全無欠な人なんていません!
だから、完璧な人よりも“自分に合う人”を見つけること。
特に女性。相手に完璧さを求めると、キツイ女性になりますよ~。
完成された男性と出会おうとするのではなく、「相手を育てよう」と思うくらい余裕を持てたほうが上手くいくものです。
最初から完璧でなくとも大丈夫!
特に恋愛経験が少ない相手の場合は、本人に悪気があるわけではなくて、単に「知らないだけ」「わからないだけ」の場合もある。
そんなときには「こうしてくれたら嬉しい」と素直に甘えればいいし、してほしいことがあるなら、相手に伝えればいいだけの話。
モテモテで異性慣れしている人は、一見、気がきいて完璧で魅力的に見えますが、
恋愛経験が少ない方のほうが、一度お相手が見つかると、一途で誠実なパートナーになってくれる可能性も高いです。
あなたの言葉に素直に耳を傾けてくれて、受け止めてくれる「器」の持ち主、穏やかに話し合いができる相手であれば、迷わずGOです。
私は年収よりも、顔よりも、選ぶべきは「素直で優しい人」だと思います。
優柔不断な人のための結婚相手の選び方
もちろん、結婚に絶対の正解はありません。
色々と書きましたが、いちばん大事にしてほしいのは「自分がどうしたいか」ということ。
優柔不断、物事をなかなか決断できない人は、
自分の気持ちよりも、正しいか間違いか、人からどう思われるかで物事を判断する傾向があります。
自分の気持ちよりも他の事を優先してしまうという人は、心に従い、正直になることが第一歩。時には「ノー」を言える自分になることも大切です。
また、たとえば、コンビニでおにぎりを選ぶといった小さな決断でも
「自分は何を食べたいか」「どうしてそれを選んだのか」ということを意識して問いかける習慣をつけてみましょう。
小さな事であっても、自分の選択1つ1つに意識を向けることで「自分はどんな人間なのか」ということが見えてくるかと思います。
婚活において自己理解は本当に重要です。
もう一度、自分の心と素直に向き合ってみてくださいね!