都内で結婚相談所を経営している、アスナと申します。

せっかく、幸せな未来を描いて結婚相談所の入会を決めたものの
「お見合いが組めない(会う前に断られる)」ことで悩む会員さんがいます。

誤解している方も多いのですが、結婚相談所に入れば、お見合いがどんどん決まるわけではありません。

申し込みさえすれば、相手が承諾してくれるわけでもありません。

今回は、お見合いが成立しないという方、会う前に断られてしまう人のために、その理由と対策をお教えします。

お見合いが成立しないのは、自分の価値を正しく把握していないから

厳しい言葉かもしれませんが、お見合いを断り続けられている方々は理想が高く、
自分のステータスを無視して、明らかに不釣り合いな相手にばかりアプローチをしているケースが多いのです。

まずは、婚活市場での自分の価値客観的に把握しましょう。

内面はもちろん大切ですが、内面を見てもらう以前に、外見、年齢、年収といった要素で、ある程度ふるいにかけられるのは事実です。
こればかりは、避けられないことです。

まずは、婚活業界における自分の「市場価値」を正しく認識しましょう。

必要とされる需要側にいるのか、あるいはあふれるほどいる供給側の1人なのか。

現実から目を背けていては何も始まりません。

自分でわからなければ、担当のカウンセラーに聞いてみましょう。

相談所のカウンセラーの中には、お客様に対してあまり厳しいことを言わない人もいるかもしれませんが、
何人ものお客様を見てきたプロたちは、プロフィールを見て、本人と話せば、どのくらいスムーズに成婚が決まるか、大体の予測はできます。

本人のためを思うなら、カウンセラーは本人の立ち位置をきちんと伝えるべきですし、会員様のほうからも、率直に話してもらうよう頼んでみましょう。

口当たりの良いことしか言わない相談所は信頼できません。退会されたくないので、希望を持たせるようなことしか言わないのです。

そのくらい、結婚相談所での活動において「自分を理解している」ことは大切なのです。

すべては自分を正しく理解することから始まります。

自分を正しく理解しているからこそ、魅力を最大限に伝えることができるのです。

お見合い成立の確率を高める、ABC申し込み法

もちろん、理想を追い求めてはいけないというつもりはありません。

しかし、足元を見ず、理想ばかりを追い求めていても、結局は本人が消耗してしまうのです。

価値観を広げるため、そして「こだわり」をなくしたところに、意外にも良い出会いがあることも多いので、せっかくならば、多くの人に会ってみましょう。

そのために効率の良い方法を教えます。

まず、月々、自分から申し込める人数が決まっているのなら、その枠はできるかぎり、めいいっぱい使うようにしましょう。

そして、月に申し込める人数が15人だとしたら、それをABCという3つの属性に分けて申し込むのです。

A 自分の理想の相手

Aグループは、自分の理想のお相手です。

ライバルが多く、他にも多くの申し込みが来ていると思われる相手のことで、返事が返ってくることは期待しすぎないようにしましょう。
(※申し込みの多い方は、月に100件以上のお申し込みが来ています。需要側にいるお相手は、競争率が高いことも理解しておくべきです)

B 自分と同じような相手

Bグループは、客観的に見たときに、自分と同じ、あるいは少しだけステータスが上の相手のことです。

あくまでも「現実的」な視点を忘れずに、同じ目線で家庭を築いていけそうな相手を選びましょう。
共通点が多いお相手などを選んでみてもいいかもしれません。

C 自分の求める条件の幅を広げた相手

たとえば、「40歳以下の人がいい」と思っていても、45歳までに範囲を広げてみる。
「年収は600万円以上」と思っていても、「年収400万」まで範囲を広げてみる。

Cのグループは、このように、自分の求める条件に少し幅を持たせて選んだ相手です。

15人だとしたら、A・B・Cを5人ずつ均等に分けてもいいかもしれません。

きちんと自分自身のことを分析したうえで、上記のやり方で申し込みをすれば、3カ月以内に必ずお見合いは組めるはずです。

その他、お見合い成立のために意識するポイント

また、他にも、お見合いを成功させる上で大切なポイントがあります。

① 写真はベストなものを選んでいますか?

ある会員さんは、自分でスマートフォンを使って撮影した写真をお見合いの登録写真として使っていました。

しかし、お見合いが成立は0件、申し込みもなく、申し込んでもお断りされる状況が続いていました。

そこで、私は写真を変えることを提案しました。

そして、プロのカメラマンに依頼し、写真を差し替えたところ、お見合いの成立がみるみる増えました。

たかが写真と思うでしょうが、お見合いは写真で決まると言っても過言ではありません。

プロのカメラマンへの依頼やフォトスタジオに行くのはお金も時間もかかってしまう…という理由でためらう方も多いのですが、写真は100%自信があるものを提出しましょう。

② プロフィールはきちんと書き、ひと手間を惜しまない気遣いを見せましょう

プロフィールの趣味や、コメント欄はできるだけしっかりと埋めるようにしましょう。

趣味1つや、ちょっとした言葉が決め手となって「申し込みの受諾」「申し込んでみたいという興味」につながるのです。

また、利用している相談所のシステムによっては、申し込みの際にお相手にメッセージを送ることも可能だと思います。

メッセージを送れる場合には、空欄にしたり、ただ「よろしくお願いします」と当たり障りのないことを書くのではなく、
相手のプロフィールをきちんと読んでいることが伝わるようなメッセージを送りましょう。


・○○が趣味ということですが、私も○○が好きなので、お話しが合いそうだなと思って申し込みました。

このメッセージがあるかないかで、お相手からの印象は随分と変わります。

このひと手間を惜しむか惜しまないかが、成功率を握っているのです。

③ オファーが否定されてもめげないことが大切です

お見合いの申し込みを断られると、まるで自分の人格が否定されたかのように落ち込み、申し込みをすることができなくなってしまう人がいますが、
「相手には相手の事情がある」と割り切って気にしないことが大切です。

相手の感情や事情は自分にはコントロールできないこと。

自分ではどうしようもないこと1つ1つにクヨクヨして、時間とエネルギーを使うくらいなら、気持ちを切り替えて次に進んだほうがいいです。

婚活で成功したいなら、成功するまであきらめないこと、めげないことが何より大切です。

弊社のラブコネでは、手厚いサポート体制が整っています。
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