人見知り婚活アドバイザーのアスナです。
婚活をしていたり、婚活をしていなくても恋人と上手くいっていない時にふと、
「私、このまま結婚できないのではないか」という不安に襲われることありませんか?
実は私もありました。
彼氏はいたけれど、「結婚」となるとピンとこなくて、そして、過去に一番大好きだった彼氏は、私との結婚はまったく考えていない人でした。
当時の私は、この彼と何とか結婚できないかと必死にあがいていました。
彼のためなら命さえも捧げられる、と本気で思っていました(重すぎるし、怖すぎる。笑 でも、そのくらい好きでした)。
私はできるかぎりのすべてをしました。
最後には泣き落としまで使いました。
プライドも何もかも投げ捨てて「お願いだから見捨てないで」とすがりました。
でも、ダメでした。報われませんでした。
結局私はフラれてしまったのです。しかもメール1本のサヨナラで。
人生であれほど泣いたことはない、というくらい泣きました。
どうして頑張っても報われないのだろう
どうしてこんなに好きなのに、彼は私を結婚相手に選んでくれないのだろう
そんな自問はやがて、自己否定に変わっていきました。
「私に魅力がないから、彼は私を選んでくれなかったんだ」
私は運命を呪いました。彼に怒りを感じました。自分を責めました。
当時、親しい友人たちが続々と結婚や婚約を決めていて、自分だけ置いてけぼりにされた気持ちもありました。
そして「自分はこのまま結婚できないのではないか」という漠然とした不安を抱くようになりました。
さらに、これまた恥ずかしい話ですが、その不安から、複数の男性と同時に付き合ったり、ついには男性を見抜く判断力さえなくして、
ようやく現れた「いいな」と思った相手に「独身」とウソをつかれ続けたまま付き合ったりもしていました(偶然にも妻帯者であることが発覚した)。
(詳しくは「結婚相手の決め手とは?/私が夫を選んだのはカネでも見た目でもない」にも書いてあるので、よかったらご覧ください)
そんなときに出会ったのが夫でした。
出会ったときの「ビビビ・・・・・・」はなかった
「旦那さんと出会ったときに、何かピンと来るもの感じましたか?」とたまに聞かれることがありますが、私の答えは「何も感じなかった」です。
ただ、彼は、違和感や居心地の悪さを感じさせない人でした。
これまでの私は、お付き合いする相手に対して、いつも心の片隅に不安がありました。
「気持ちが冷めてしまわないか」「この人を失ってしまうのではないか」というヒリヒリとした思いがどこかにあって、ときには相手を試すようなことをして、自ら関係を壊していました。
今考えると、元彼にフラれるのも当たり前の話です。
でもね、夫にだけは、この「不安感」を感じなかったんです。なぜだか。
「この人は、私を悲しませたり泣かせたりしない」という深い安心感が常にあった。
そして何より、一緒にいても違和感がなかったし、素でいられた。
私、付き合いたての頃に、彼と旅行したんです。
それで2日間くらいずっと同じ空間にいたのですが、本当にまったく疲れなかったのです。
「スッピンを見せると引かれるかも」とかしょうもないことで悩んだりもしなかった。
「会話しなくちゃ」とか「沈黙が気まずい」とかもなかった。
呼吸をするように、自然と一緒にいられた。
私が「この人となら、ずっと一緒にいられるかも」と結婚を意識したのは、これがきっかけでした。
わずか3ヶ月で入籍しました!
そして私たちは、付き合って3ヶ月ちょっとで入籍しました。スピード婚ですが、今でもずっと仲良しです。
何か直感的なものがあったわけではない(むしろ、ビビビッという出会いは元彼たちに感じていた)けれど、
・安心感
・居心地のよさ
・自然体でいられた
・不安や違和感を感じなかった
というのが結婚の決め手です。
1つ今の私が過去の私、結婚に不安を感じる人たちに言えることがあるとしたら、
出会い続けていれば、必ず「一緒にいても苦痛でない人」が現れます、ということ。
そして、トキメキやドキドキではなく、「居心地のよさ」や「違和感なく一緒にいられる」、そんな相手が現れた時には、どうかその感覚を大切にしてください。
その相手こそが、あなたの本当の結婚相手かもしれません。
今回は以上となります。