婚活をしているけど上手くいかない。

そんな時に既婚の友人に嫉妬してしまう自分がいる。

SNSで幸せそうな写真をアップしているのを見るとイライラする。

そして、そんなふうに感じてしまう自分が嫌になってしまう。

今回はそんなお悩みに答えたいと思います。

嫉妬はコンプレックスの裏返しであり、相手への執着

嫉妬を感じるのは、自分が欲しくても手に入らないものを相手が持っているから。

すなわち、自分が友人と同じ環境を手にしていて満たされているなら、そのような嫉妬を感じることはないはずです。

つまり、嫉妬から生まれる「怒り」「イラだち」は、自分の満たされない思いを相手に向けている状態なのです。

嫉妬から抜け出したいなら、満たされない思いを他者に向けるのではなく、自分に向けるべきです。

嫉妬を感じるということは、それほどまでに自分も「そうなりたい!」と思っているということ。

だから、嫉妬をしてしまう時には

「自分が欲しい環境を手にするために何ができるか?」

という方向に意識を向けるようにしてください。

向き合うべきは他者ではなく自分自身です。

人の幸せは表面だけでは見えない

相手の成功や幸せは表面的なもので、本当のところは本人しかわかりません。

幸せに見えても、実際はそうでないかもしれない。

過去に苦しい思いをしてきたのかもしれないし、今の幸せをつかみ取るために、たくさん行動して努力してきたのかもしれない。

さらに言えば、今現在は幸せかもしれないけど、今後もずっとその状態が続くかはわからない。

すなわち、自分の主観というフィルターを通した表面的な部分だけを見て相手の幸せを測っても、まったくもって意味がないのです。

他者の幸せは自分の基準で測らない。

そして、自分の幸せも他人の尺度ではからず自分で決めることです。

結婚している友人と比べても、状況は1ミリも変わらない

これは嫉妬を覚えた時に、ぜひ思い出してほしいことなのですが、

嫉妬をしても、人と比べても、自分の状況って何1つ変わらないんですね。

繰り返しになりますが、目をむけるべき対象は人ではなく自分です。

少なくとも嫉妬をしているということは、自分の今の状況に不満を感じている、「もっとこうなりたい!」という自分の姿があるということ。

悔しがるのでもなく、怒るのでもなく、嘆くのでもなく「今の状況を改善できることは何か?」ということだけに集中しましょう。

嫉妬も怒りも悲しみも心を消耗させるだけ。

嫉妬は手放して自分の幸せだけに目を向けるようにしましょう。

SNSも女子会も行かない/自分を満たすことに集中しよう

また、心がザワつくならSNSを見ないこと、既婚者の友人が集まる飲み会などは行かないといったように、自分で情報をシャットダウンしてしまうのも1つの方法です。

本当に繋がっていられる友人とはSNSでなくとも、集まりにしばらく顔を出さなくても、ずっと繋がっていられます。

実際に私の友人にも「今、気持ちの余裕が持てないから、集まりにしばらくは参加しないね」と正直に打ち明けてくれて、しばらく連絡を絶っていた子がいたのですが、

この間、数年ぶりに元気になって連絡をくれて、また元のように仲間でワイワイ集まれる関係に戻れました。

心に余裕が持てないのなら、自分をザワザワさせる場からは一旦離れて、ワクワクするような情報だけを集めましょう。

心に余裕ある状態でないと、良い出会いにも恵まれません。

まずは自分を満たす環境を整えること。

幸せな結婚をする第一歩は「幸せな自分でいること」です。

結婚している友人は友人。自分は自分

私自身は嫉妬という感情を感じることがほとんどないのですが、それは「自分は自分、人は人」という割り切りが徹底しているからだと思います。

相手は相手の人生を生きているのだから、それをとやかく言う権利は自分にはない。

すごいなと思えば素直に「おめでとう」も「すごい」も伝えるし、「負けてられないな!」という刺激になることもあります。

人の幸せをうらやんだところで、心が疲れるだけだし、幸せにはなれない。

だとしたら、相手の幸せも喜んで「おめでとう」と声をかけてあげられるほうが、自分も相手も気持ちよくないですか?

ちなみにプロゴルファーのタイガー・ウッズは、ライバルプレイヤーがプレイしているときに、相手が上手くいくように祈るそうです。

それは相手の失敗を祈ると自分に跳ね返ってくるからだそう。

脳科学でも他人の悪口を言う人は自己肯定感が下がるということが言われています。

相手は相手、自分は自分。

そのうえで相手の幸せも心から祈れる自分になれたなら最強です!

もちろん、気持ちの余裕がなければ無理をする必要はありませんが、いずれにしても自分を否定しないことは大事。

自分らしく、幸せの道を歩んでいきましょう。

今回は以上となります。