最近、偶然にも離婚した人たちと会う機会が多く、「離婚話」のあれこれを聞くことがあります。

離婚って本当に大変ですね。人生の五大ストレスに数えられるくらい、ストレスの度合いが高く、
まあ確かに、離婚に至るまでの諸々を聞いていると、本当に大変そうだし、つらかったと思う。

でもね、たまたまかもしれませんが、私がここ最近会った離婚経験者たちって、皆さん本当に明るくてすがすがしくて。

人生をすごく楽しんでいるし、むしろ「離婚して自由になった!」と言っているくらい。

友人の一人は「変な相手と結婚して、一生不幸になるくらいなら、シングルのほうがよっぽど幸せだ」とさえ言い切っていました。

私自身もそう思います。だから妥協婚なら、しないほうがマシだと思っている。

もちろん、既婚者として、そして婚活事業を営む者として、結婚の良さならいくらでも語れる。

でもね、妥協婚なんてお相手にも失礼だし、そんな低いモチベーションで結婚すると後々絶対に後悔しますから。

今日はそんな話について書きたいと思います。

好きでもない相手と一緒に暮らすのは、地獄でしかない

恋愛が非日常だとしたら、結婚は現実であり日常。

楽しい時もあるけれど、毎日浮かれてばかりもいられません。

生きていたら、うれしいこと、悲しいこと、腹立たしいことがあるように、異なる生き方を送ってきた2人が1つの家庭を築くとなるのって、やっぱり大変なことです。

何もかもがピッタリ合う夫婦なんて、そうそういないと思いますし、
折り合いをつけたり、ぶつかり合ったりしながら、お互いに成長していくし、ある意味で「苦労」も1つの喜びみたいな部分があります。

だからこそ、結婚相手はそうした苦難を共に乗り超えていける相手を選ぶべきです。

※ちなみに私が夫を選んだ決め手については「結婚相手の決め手とは?/私が夫を選んだのはカネでも見た目でもない」をご覧ください。

だからね「この人とは、手を取り合って生きていきたくない」と思った時なんかは、もう地獄の始まりですよ。

ストレスを感じる相手と年がら年中、家族としてずっと一緒なんてストレスでしかない。

夫婦仲が不仲な女性が、ワイドショーなんかで

「旦那が家にいるとうっとおしい」
「視界に入るだけで癇にさわる」

などと言っているのを聞くと、私はゾッとしてしまうし、「そこまでして結婚する意味などあるのだろうか?」と思ってしまいます。

だって、シングルでも人生を謳歌している人たちをたくさん知っているから。

だから、結婚の基本原則は「一人でも楽しい、二人でも楽しい」と言える自分であることだと思います。

妥協婚なんてしなくていい! けれども「決めつけ」はNG

「妥協婚なんてしなくていい」というのが私の個人的な意見ですが、ただ一方で、この言葉を間違って受け取ってほしくないなとも思っています。

というのも、幸せな結婚を逃してしまう人には

・会う前から、あるいは会ってすぐに相手を判断する
・自分も選ばれる立場であることを忘れている

といった特徴が見られるからです。

これは「もったいないな」のひと言に尽きます。

会ってみれば「意外と気が合うかも」なんて人が現れるかもしれないのに、ひたすら白馬の王子様を待ち続けて自分は努力しない。

何かと言い訳をつけて、お見合いをお断りしたり、短期的な視点で相手を判断して「はい、ナシ」と切り捨てたりする。

「結婚相談所であれば数万人の会員さんが登録しているから、出会いの幅が広がるよ」と伝えても、「結婚相談所は最終手段にします」と言って、あくまでも自然な出会いにこだわろうとする。

これって単なる「決めつけ」なんですよね。

そして、やっぱり自分が「選ばれる立場」であることも忘れてはいけません。

魅力的な人、ハイスペックな人ほど、当然ながらライバルも多いのです。

あなた自身は、ライバルに勝てるような自分なのでしょうか?

自分を正しく理解できていない人は、自分の望むお相手がたとえ目の前に現れたとしても選ばれることはないでしょう。

決めつけはせず、フットワークはできるだけ軽く、そして魅力的な自分でいる努力を怠らないことが大切です。

結婚に必要なのは「妥協」ではない。共に生きていく「覚悟」を持てる相手を選ぼう

婚活で悩む方々から「妥協しないと結婚できないのでしょうか?」という質問をされることがあります。

繰り返しになりますが、私は「妥協」して結婚したところで不幸になると思うので、そのようなモチベーションで相手を選ぶべきでないと思います。

なぜなら、結婚に必要なのは「妥協」ではなく「覚悟」だからです。

「この人と苦難も含めた人生を一緒に乗り越えていけるか」

そのような視点で冷静にお相手選びをするのが正しい婚活です。

今回は以上となります。

※当社は婚活のご相談、婚活コンサルも行っております。

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