人見知り婚活アドバイザーのアスナです。

都内で婚活イベントの企画・運営や結婚相談所を経営しております。

さて私は、日々いろいろな方々の恋愛や婚活の相談に乗っていますが、やっぱり特に多いのが「婚活疲れ」に関する悩みです。

特に女性は出産リミットなどの焦りから、「疲れているのに休めない」という状態に自分を追い込んで、心をすり減らしてしまっています。

婚活経験者が周りにいないと特に「自分だけが上手くいってないのでは?」という不安に駆られますが、婚活とは、そもそも過酷でつらいものです。

その理由と、つらい時の対処法を知ることで、少しでも心が軽くなればいいなと思って、この記事を書きました。

「婚活がつらい」と思っている方は、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

婚活がつらいのはどうして?

婚活がつらいのは当たり前です。

まず、婚活には大きく2つの疲労要素があります。

・あらゆる角度からチェックされる
・お断りされる時も大抵は理由をハッキリと告げられない

婚活で自己否定に陥る人が非常に多いのは、「自分の何が悪かったか」がハッキリとわからないことにあります。

容姿・年齢・仕事・年収・家族構成・学歴・性格など、何によって判断されてお断りされているのかが明確にならないため、
自分のすべてを否定されてしまうような気になってしまうのです。

また、断られることが続くと「次も断られるのではないか」という不安感から相手に不信感を抱くようになります。

さらに女性の場合は出産リミットを気にされる方も多く、
「若さ」が1つの価値とされる婚活市場では、この焦りが強迫観念になってしまう場合も見受けられます。

そうして、希望の条件をどんどん下げていくことになるのですが、理想と現実のギャップが大きくなるほど落ち込んでしまうことになります。

これが婚活疲れの主な原因です。

婚活初期は最も需要が高い時期ということを理解しておくべき

通常、婚活サービスに登録すると、最初は申し込みが多くきます。

長く在籍している会員さんが新規会員さんを常にチェックしているからです。

通常婚活では、サービス利用初期が一番申し込みが多く、その後は段々と減っていくという流れをたどります。

最初は「私って、モテるのかも」と思い、「婚活って楽しいかも!」と言っていた人、強気な態度で異性を判断し、お断りしていた人も、申し込みが減っていくにつれて、焦りを感じるようになります。

最初がいちばん楽しい時期だからこそ、申し込みが減り、活動も上手くいかなくなると急激な焦りや徒労感を感じるようになるのです。

婚活で申し込みが減っていくのは自然な流れである、ということは頭に入れておくべきです。

婚活で辛くなった時にはどうしたらいいの?

もしも、不安・恐怖・うつのような症状を考えたら、一旦活動をやめましょう。

無理をして頑張り続けても、長期的な目で見た時には、無理をして行動するほうがマイナスとなります。

婚活の成功は「いかにメンタルを穏やかに保てるか」にかかっているといっても過言ではありません。

「婚活がつらい」という時には、以下の5つを心がけてみてください。

① 婚活のことを何でも話せる人を作る
② 小さな成功を書き留めるノートを作る
③ 「婚活は大変なもの」だと自覚する
④ 休止して、悪い流れを断ち切る
⑤ 気分転換できることを持つ

① 婚活のことを何でも話せる人を作る

婚活のことは人に話しづらく、周りに経験者がいないとつらい気持ちをなかなか理解してもらえないものです。

結婚相談所のようにサポートしてくれるカウンセラーがいるなら別ですが、アプリやパーティーで自力で頑張っている人ほど孤独感にさいなまれやすいのも事実です。

ツイッターやブログでは婚活を頑張っている方がたくさん見つかるので、婚活記録を報告するブログやツイッターを始めるのも1つの手段かもしれません。

② 小さな成功を書き留めるノートを作る

自己肯定感が下がりがちな婚活では、些細な成功体験でも記録する習慣を持つといいです。

例えば以下のようなことを毎回、書き留めていくのです。

・申し込みが来た
・勇気を出して自分から行動した
・ラインで楽しくやりとりできた
・会話が盛り上がった
・笑顔で接することができた

ついつい「できなかった」ことばかりに目が向いてしまいがちですが、このように「できた」を数えることで、自分に対する自信もつきます。

③ 「婚活は大変なもの」だと自覚する

婚活は過酷なものです。つらくなって当たり前です。

情報が足りていなかったり、周りが既婚者ばかりだと

「自分ばかりが上手くいっていない」
「こんな思いをしているのは自分だけではないか」

という思いがちですが、婚活がつらいのは当たり前、自分を責めるのではなく、いたわることを大事にしてくださいね。

むしろ、数人合っただけで結婚相手が見つかって・・・・・・なんていうのはかなりラッキーなケースです。

「婚活は大変なこと。上手くいかなくても自分が悪いわけではない」

これを自覚しているだけでも、上手くいかない時の気持ちの持ち方が変わってくるはずです。

④ 休止して、悪い流れを断ち切る

何をやっても上手くいかない「悪い時」というのもあります。

何だかよくない流れにいるな、空回りばかりしているなという時には、一旦活動を休止することで悪い流れを断ち切るのも1つの方法です。

なぜなら「一旦休んで再開したら、急に良いご縁に恵まれるようになった」という話も聞くからです。

悪い流れを変えるために休む」ことも時には大事かもしれません。

⑤ 気分転換できる時間を作る

婚活のことを忘れられるような時間を意識的に作りましょう。

ヨガのような精神的にリラックスできるような習い事をするのもオススメ。

料理や陶芸やフラワーアレンジメントなど、手を動かす作業もいいと思います。

弊社の結婚相談所の会員さんでも婚活ストレスを抱えない人は、週末にスポーツのサークルに入っていたり、毎週映画館に行ったり、趣味の時間を楽しんでいる方が多いです。

婚活中こそ、趣味を充実させることは、ぜひともオススメします!

つらい婚活を乗り越えた先には素敵な出会いが待っている

今回は以上となります。

焦りや不安もあると思いますが、どうか自分のことを責めず、緩やかに続けることを目標にしてください。

そして何か困ったことがあれば、私も相談に乗っておりますので、いつでもご連絡ください。

今日も皆さんの婚活を応援しています。