
多くの恋愛本には「男性が追って、女性は追われる側になったほうが上手くいく」とあります。
これは半分正解。
だけど、これをそのまま鵜呑みにしちゃダメ。
マジメな女子は、この言葉をそのまま受け取って、
「女性から誘うのはよくない」
「ガツガツしてると思われたら恥ずかしい」
「デートは男性から提案するもの」
という考えに縛られて、超「受け身」になっています。
だけど、「追わせる」と「受け身」は違う。
デートは女性から誘ったっていいんです。
むしろ、デート場所をどんどん自分から提案するくらいの女性のほうが、愛され力は高いと思います。
今回は、このことについて詳しく書いてみたいと思います。
「男性が追って、女性は追われる側になったほうが上手くいく」のはどうして?
恋愛本でよく言われることだし、私も半分は正解だと言いましたが、
なぜ「男性が追って、女性は追われる側になったほうが上手くいく」のでしょうか?
これは、一般的に男性が「与えたい」、そして、そのことによって「認められたい」と強く思う傾向があるからです。
男性は、自分が女性に何かをしてあげて、それによって自分が「認められた」とき、自分の力で「彼女を幸せにできている」と感じたときに、自己重要感を感じます。
女性がパートナーに大切にされ、愛されると、自己肯定感が上がるように、
男性は自ら与え、喜ばれ、感謝され、尊敬されることが、何よりもの自信につながるのです。
そして、自分に絶えず自信を与えてくれる女性を手放そうとはしません。
だから「男性が与え、女性は喜びを表現し、感謝する」という流れのほうが男女の関係は上手くいきやすいのです。
これは、恋愛本やブログなどを読んでいる人であれば、知っていることかもしれませんね。
「追わせる」女性と「受け身」の女性は違う!
冒頭にも書きましたが、追わせると受け身は違います。
受け身の女性は、ただ「与えられる」「男性から来る」のを待っているだけです。
大部分の男性はとても繊細。
まったく可能性のない女性にグイグイアプローチできるほど、鋼の心臓を持っているわけではありません。
追わせる女性は「好意」をきちんと見せています。
「私を追いかけていいよ」というサインを出しているのです。
そこに「相手からどう思われるだろう?」という自意識はありません。
好きなものは素直に「好き」と表現する。それが追わせる女性です。
愛され上手は欲求に素直!
また、一方的に待つだけでは、男性が期待通りに動いてくれるわけでもありません。
恋愛ベタな女性って「自分のしてほしいこと」を素直に伝えることが苦手なんですよね。
自分が我慢すればいいと思って「なんで○○してくれないの?」「なんでアプローチしてくれないの?」と静かに不満を募らせていく。
「察してほしい」「私の要望をわかってほしい」という察して根性がハンパない。
一方で愛される女性は欲求に素直です。
そして、自分のしてほしいことを上手に伝える手段をわかっています。
自分の望むことは、受け身にならず、素直に男性に伝えましょう。
デートに行きたいなら、自分からそう言えばいいのです。
「デートは男性から誘うものでしょ」とか「どうしてあなたから提案してくれないの?」なんてモヤモヤを抱えているくらいなら、
「○○に行きたい♪」と素直に甘えられるほうがよっぽど可愛らしいし、男性も彼女のために行動しやすいのです。
受け身の女性とずっといるのは疲れる|男の本音とは?
ぶっちゃけ男性にとって、デートって面倒くさいものです。
女性をなんとか振り向かせるために最初の頃は頑張っても、関係が落ち着くと、マメさはなくなります。これが男の習性。
デートを提案して、場所を決めて、店の予約をして……というのは、男性からしたら超~面倒なことなのです。
だから女性側から「ここに行ってみたい」「○○を食べたい」と言ってくれたほうが、ラクだと言う男性は多い。それで彼女が喜んでくれるなら、なおさら。
男性にすべてをお任せにして引っ張ってもらうことは、男性側にとっても負担なのです。
女性が本気で楽しめる場所をどんどん提案したほうが幸せだと思う
私の知り合いの女性は
「デート場所は、いつも私が行きたい場所を真剣に考えて提案する」と言っていました。
理由を聞くと「私が心から喜べる場所に行ったほうが、彼も嬉しいと思うから」だそうです。
彼女はとても愛され上手で、旦那様ともラブラブです。
ちなみに私も男性に対して、自分から行きたい場所は誘うし、デートの場所も自分で決めていました。
夫とデートする時もそう。
相手だって忙しいから、プランを考えることが負担だろう、というのが理由の1つ、
そして、自分が心から楽しめる場所に行ってニコニコしているほうが、夫も嬉しそうなんですよね。これは本当に。
私の反応が微妙だと、夫もちょっとテンションが低いし、
「楽しかった~!最高だった」と言っているときには「よかったね」と夫もニコニコしてくれる。
一緒にいるときに女性が笑顔で幸せそうにしているのって、男性にとっては何より嬉しいこと。「自分のおかげ」って思うみたい。
ちなみに、デートの満足度の基準って、女性のほうがハードルが高いと思うんです。
結婚相談所でも、女性会員さんからデートの不満を聞くことは多々あっても、
男性側から細かく「デートの店の雰囲気が嫌だった」とか聞くことって、ほとんどないんですよね…。
だからね、女性がデートやお誘いの主導権を握って好きにアレンジしたほうが、お互いにラクだし、幸せなんじゃないかな~というのが私の結論です。
主導権は女性にあるほうが幸せになれる?
もし、この記事を読んで、「今まで受け身にしか接してこなかったな」という方がいれば、
自分の欲求を素直に表現し、行動することを意識してみてください。
女性に主導権があるカップルって、周りを見てても結構幸せそうですよ。
やりたいこと、かなえたいことは彼任せにするのではなく、自分で積極的に楽しむほうに動きましょう。
待っているだけなんて、つまらない。
そうやって自立し、生き生きと毎日を過ごしている女性なら、きっと彼も手放せないはずです。