婚活アドバイザーのアスナです。
今回は33歳の女性からこんなご相談を受けました。
婚活パーティーをメインに活動していますが、マッチングしてもいつもFO(フェードアウト)されてしまいます。
マッチングするということは、向こうも気に入ってくれているはずなのに、その後、大してラインのやりとりも続かず、自然と関係が終わってしまいます。
デートしても1~2度きり。
どうしたら、次につながるような関係になるのでしょうか?
今回は、なぜ婚活パーティーがFO(フェードアウト)されやすいのか、その理由と対策についてお話しします。
婚活パーティーが次につながらない理由
私も過去に2度だけ婚活パーティーに行ったことがありますが、まあ次につながらないですよね。
1度目は、マッチングしてご飯行ったけど、ライン交換せずに終わり、
2度目は、ラインを交換しても、結局1度もやりとりせず終わりました。
「マッチング」って何なんだろう……って、さすがに考えましたね、そのときは。
でもね、自分が婚活パーティーを運営する側になって、その答えがようやく見えてきました。
婚活パーティーのような場のとき、人って「選ばれなかったら嫌だ!!!」という心理がものすごく強く働くんですよ。
それで必死に「自分を選んでください」ってその場では売り込むし、「マッチングしそうな相手を選ばなくちゃ」という思いに駆られる。
これって、好意というよりは、もはやプレッシャーとかプライドによるもの。要は必死なんです。
そして、いざマッチングが成立すると、プライドが満たされ、ホッとする。目的達成。
だから、その後、その”必死さ”の魔法が解けた途端「あれ? 私、本当にこの人に好意があるのかな?」となる。
それもそのはず。
短い時間の中で、相手の内面も人間性も大して見ずに選んでいますからね。
だから、「まあ、とりあえずマッチングは成立したし、もういいや」で終わってしまうんです。
「今回、うまくいったのだから、また別のパーティーに行ってもマッチングできるだろう」くらいの気持ちです。
婚活パーティーの出会いを次につなげるために
「婚活パーティーが次につながりにくい」というのは先に述べたように、パッと見の第一印象だけで判断しなければならず、しかも「選ばれること」が目的になりやすいからです。
お互い一目ぼれ同士、趣味がピッタリ合った、話がものすごく盛り上がった、ということなら話は別ですが、これって確率的に言えば低い。
ほとんどの場合は「可もなく不可もなく同士」でマッチングしています。
だから、この「可もなく不可もなく」とか「ちょっといいな」ということを思い切り裏切るような(良い意味で)ことをしなければいけません。
婚活パーティーを次につなげたいのであれば、ポイントは3つです。
② パーティー後もラインでこまめにやりとりをする
③ ギャップを見せる
順に解説していきますね。
① 次のデートまでの時間を空けない
婚活パーティーの鉄則は「鉄は熱いうちに打て」です。
「可もなく不可もない」好意であれば、期間を置くほど、あっというまに冷めていきます。
できれば、当日のうちに少しでもいいから、お茶をする・飲みに行くなどしましょう。
そして、次のデートまでにラインで頻繁にやりとりをしながら、信頼を積み上げつつ、関係をキープさせましょう。
最初の段階(出会い~初デートまで)で一気に距離を縮めることができないと、その後につなげるのはまず難しいです。
この期間の関係構築が大事であることを理解し、LINEのやりとりや初デートは絶対に手を抜かないことです!
② パーティー後もラインでこまめにやりとりをする
フェードアウトするほとんどは、このラインの段階だと思います。
次につなげたい相手であれば、できるだけこまめにやりとりをするようにしましょう。
共通点・相手の喜ぶ話題を探りながら、次のデート場所を決めて、その日までの盛り上がりを一緒に楽しめるような会話に持って行くことがコツです。
どんなにラインを頑張っても相手の反応が思わしくない場合は「マッチングした時点で目的達成」パターンだと思って、潔く諦めましょう。
③ ギャップを見せる
割と高度なテクニックですが、「えっ、こんな一面があったの!?」と思わせることです。
ノリが良く見られるなら、仕事に対してマジメな話をする。
大人しそうに見られるなら、アクティブな一面を見せるなど、第一印象とのギャップを作り、「意外性」を作り出すことです。
とはいえ、自分の話はしすぎないように。
ミステリアスさを残し、「もっと知りたい」と思わせるのがポイントです。
ただし、このギャップ作戦が有効なのは初期のみなので、発動させるなら早い段階で活用しましょう。
本気で結婚を考えるアラサー以降の男女に、婚活パーティーはオススメしません
あと、もう1つ考えるべきポイントは、本当に婚活パーティーでいいのか、ということ。
婚活パーティーの形式も様々なので、ひとくくりにはできないのですが、
多くは回転寿司のようにグルグルと席をまわりながら、短い時間で相手を判断しなければいけません。
特に、結婚を意識しているアラサー以降の男女であれば、相手の内面性ときちんと向き合えるような出会いの場にシフトしていくことをオススメします。
婚活パーティーって、どうしたって表面的な部分でしか相手を測れないんです。
本当に自分と合う相手かどうかまではわからない。
もしかしたら、もっとゆっくり話せば仲良くなれたかもしれない相手をスルーしてしまっている可能性だってあるのです。
また、年齢をサバ読んだり、収入を少し盛ったり……、なんかもよくある話です。
こんな嘘つきに貴重な時間を無駄にされている場合ではありません!
でもね、中には、こんな声も聞くんです。
こまめに画面チェックしてやりとりするアプリも面倒だし、会ったときのフィーリングも大事にしたい。
その点、婚活パーティーであれば、複数人といっぺんに会えるし、ちょっと話せば合うか合わないかくらいの足切りはできるでしょ
これもまあ、もっともな意見だと思います。
「会ってナンボ。婚活パーティーって超楽しい!」って方であれば、それでもいいと思うのですが、
貴重な時間を無駄にしないためにも、
もし行くのであれば、
・身分証明が必要 ・参加費が安すぎないパーティーを選ぶ
・1人1人としっかり話せる時間が確保されている企画
などを選ぶことをオススメします。
婚活パーティーが次につながらないときに見直すべきこと
婚活パーティー自体を楽しんでいるなら、それでもいいのですが、実りのない活動を続けて消耗してしまっている人を多く見かけることも事実です。
「婚活パーティーが合ってないな」「疲れるな」と思っているならば、パーティーに行くこと自体をやめてしまってもいいと思います。
ちなみに私自身は、30代超えて真剣に婚活をするならば、いちばん効率的な手段は結婚相談所だと思っています。
(理由については「結婚したいのであれば、結婚相談所が最短ルートです!」の記事をどうぞ)
ともあれ、婚活は継続が大切であり、自分にストレスがかからない手段を選ぶのがいちばんです。
「婚活パーティーが次につながらない」ときにこそ、婚活手段を見直ししてみるタイミングなのかもしれません。
もし、自分に合ったスタイルがわからない、結婚相談所も視野に入れている、という方はお気軽にご相談ください!
皆さんの婚活をしっかり後押しさせていただきます。