コミュ障専門の恋活カウンセラー、アスナです。

いきなりですが、婚活では「外見」が大事です。

やっぱり、外見が良いというだけで、優位に立てる場面も多いんだなと感じることはあります。

でも、じゃあ、見た目が良くないとダメなのかといえば、そうでもないんですね。

だから「外見に自信がない」という人も安心してください。

今回は、このことについて掘り下げてみたいと思います。

「美人」「イケメン」と「魅力的」は別物/不細工は関係ない

まず、外見を磨くために最大限の努力はするべきです。外見は努力で変わるから

体型、服装、髪型、女性であればメイクでもカバーできます。

努力もせず、自分の見た目を嘆いているのなら、その心がブサイクなのです。

もちろん、顔立ちの造形、そもそもの素材というものはあります。これについては変えようがない。

確かにそうなのですが、婚活業界にいて、1つ間違いなく言えるのは、「美」と「魅力」は別物だということです。

そして、「魅力」とは、必ずしも外見だけの要素で決まるわけではないのです。

どんなに顔立ちが整っていても、魅力がない人は愛されません。

反対に、魅力的な人は好かれます。

外見は「好み」や「タイプ」で左右されますし、万人ウケする美人やイケメンは多くありませんが、魅力的な人は誰からも愛されます。

だからこそ、「魅力的」な人になったほうがいいのです。

自分の外見にコンプレックスを持っているほど、魅力を磨くチャンスが転がっています。

不細工を作り出すのは、ブサイクな心のあり方

先日、『宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座』という本を読んだのですが、非常に興味深いなと思いました。

「美人養成講座」というタイトルですし、メイクや姿勢など、美についてのノウハウ本かと思いきや、「存在ブス(存在自体がブス)」について書いた本だったのです。

要は、内面の美しさ、美しい生き方こそが「真の美しい人」を作るということ。

でもこれ、すごく腑に落ちたのです。

私、昨年(2017年)に、「モテない男女のための、非モテ脱却セミナー」というのを何度か開催していたんですよね。

このようなセミナーに参加してくれるくらいだから、皆さん意識が高く、中には、外見にすごく気を遣っている方もいたし、綺麗な顔立ちの方々もいた。

でも、外見が整っているから、「魅力的」かといえば、やっぱりそうでもなくて…

存在自体が「ブス」になってしまっていたら、意味がないんです。

どんなに外見が整った人でも、いつも不機嫌そう、努力せず人のせいにばかりする、周囲をネガティブな気持ちにさせてしまう人って、魅力的でないので人が離れていきます。

というわけで、宝塚式「ブスの25箇条」から、特に私が「わかる!」と思った7項目をピックアップして解説してみようと思います。


『宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座』(貴城けい)

① 笑顔がない

これは基本ですよね。笑わない人って、人から距離を置かれてしまいがちだと思います。

笑顔は意識して増やしたほうがいい。これだけで、人からの印象も変わるし、個人的には笑顔が多いか少ないかで、人生そのものが変わるくらい「笑うこと」って重要だと思っています。

「コミュニケーションに自信がない」という男女には、「会話がうまくできなくても、婚活の場で笑顔だけは意識したほうがいい」と伝えています。

疲れているときもあるかもしれません。不安から、つい表情がこわばってしまうときもあるかもしれません。

だけど、それを言い訳にしない、一緒にいる時間に対する「感謝」を伝えるためにも、いつも笑顔を意識する。

笑顔のない人は、年を重ねるごとに口元が歪んできます。私は口元を見ると、その人の心のあり方が見える気がします。

② お礼を言わない

「これくらいならできてるよ!」と思う人もいると思いますが、いやいや、存在ブサイクって「察して根性」がハンパないんです。

口に出さなくても、自分の伝えたいことはわかってもらっていると思っているし、ひどい場合には手を差し伸べてもらって当然と思っている。

「ありがとう」という感謝の気持ちは、わかりやすく伝えるべきです。何かをやってもらって「当たり前」とは思わないことです。

「わかってもらっているだろう」「伝わっているだろう」という甘えは捨てましょう。

この「察して」という甘えは、恋愛関係や夫婦関係をも不幸にします。

振り返ってみると、周囲に対して感謝を口にすること、おろそかにしてたな~なんてことありませんか?

③ 精気がない

ときには仕事で疲れている、落ち込むような出来事があった、テンションが上がらない……なんてこともあるかもしれません。

でも、問題なのは、周りもわかるほど「疲れている」「精気がない」状態。

未来に対する希望はありますか? 夢はありますか? 夢中になれることはありますか? 信念を持って生きていますか?

「なんか目が生きてないな~」と思う人に、よくよく話を聞くと、彼らには、夢や希望、信念、夢中になれることがありません。

夢や目標を持ちましょう。すぐに見つからないのであれば、何か楽しいと思えることに取り組む時間を意識的に作りましょう。

自分のココロを輝かせる時間を持たずに生きていると、気づかぬうちに、どんどん精気が奪われていきます。

疲れているなら、まずは自分を癒やして、自分が輝ける場所を見つけましょう。

④ 自信がない

魅力的でない人の共通点、それは「自信がないこと」です。

自信がないからモテないし、モテないから、ますます自信をなくすという悪循環にハマっています。

確かに「外見も大事だよ」とは言いますが、私は婚活において一番大事なのは「自信」だと思っています。

いや、婚活に限らず、仕事とか何をするにおいても「自信」は大事です。

「自信」という言葉を聞くと、傲慢な人をイメージする人もいるかもしれませんが、この場合の自信とは「自己肯定感」のことです。

どれだけ、自分を認めているか、愛しているか。

自信は行動量や何かに打ち込んできた経験によっても培われます。

「自信がない」と嘆いている暇があるなら、今すぐに行動しましょう。

⑤ 自分が最も「正しい」と信じ込んでいる

婚活に行き詰まる人ほど、「MYルール」が強いですね。そして、それが「絶対に正しい」と思っています。

自分のルールを基準にして、人を批判する。だから、人に対する文句も増えてしまうのです。

このような人たちは、自分は正しいと思っているから、自分の言動によって「今の問題」が創り出されていることを理解していません。

そもそも、自分のルールが「絶対」だと思わないようにしたほうが、人生は生きやすいです。

ルールを押しつけない生き方のほうが、自分にも他者にも優しくなれるからです。

⑥ なんでもないことにキズつく

自意識が強すぎる人、他者がどう思うかを必要以上に気にする人は、些細なことにも傷つきます。

このような人たちは、結局「人から見た自分」のことしか気にしていません。

成長したいという意欲があるのであれば、傷つくのではなく、冷静に向き合うべきです。

そのうえで、「気にするほどでもないな」と受け流したり、「アドバイスだと思って学びに変えよう」と受け止めたりすればいいのです。

傷つくという反応は、自分を守るためだけのもの。

傷つくのではなく、自分の成長に変えていきましょう。

⑦ 存在自体が周囲を暗くする

パーティーやイベントの主催者になることも多いので、ゲストさんには常々楽しんでほしいと思っているのですが、中にはすごく「気を遣わせる」ゲストさんというのがいます。

コミュ障専門の恋活カウンセラーと名乗っているくらいだから、コミュ障に悩む方の気持ちはよくわかります。そんな方が勇気を出して参加してくれたことはとてもうれしい。

でも、だからといって「コミュ障」を言い訳にしてほしくはないのです。

せっかく参加したのだったら、変わろうという気持ちも持っていてほしい。自分だけではなく、周囲も見てほしい。

というのも、周りを暗くしてしまう人って、終始、周りに気を遣わせて、エネルギーを奪っているんですよね。

自分から周りに話しかけることもないし、周りが話しかけても、笑顔が返ってこない。出てくる言葉はネガティブな言葉。

何より最大の問題は、本人が「周りの空気を悪くしていることに気がついていない」ことです。

当然ですが、このような人を魅力的とは言えませんよね。

結論:ブサイクは人生ハードモードではない!

『宝塚式「ブスの25箇条」に学ぶ「美人」養成講座』には、他にも多くの項目が掲載されているので、興味がある方は読んでみてくださいね。

ということで結論は、
努力を惜しまない魅力的な人は、人から愛されるので人生うまくいきます。
ということ。

だから「ブサイクは人生ハードモード」だと思っているのなら、自分でハードモードにしてしまっているのです。

上記の7つに当てはまる項目があれば、今日から意識して行動を変えてみてくださいね。