コミュ障専門の恋活カウンセラー、アスナです。

私はコミュ障専門の恋活カウンセラーとして活動していますが、会員さんたちからの相談は恋愛や婚活に限りません。

先日は転職活動をしている男性の面接練習をしていました。

よく、就活と婚活は似てると言われますが、まったくその通りなんですよね。

・自己理解
・自己PR
・真摯な姿勢

この3つは、選ばれる人材になるために必要不可欠です。

今回は恋活カウンセラーの視点から、自分の魅力を効果的に伝え、選ばれる自分になる方法について書いてみたいと思います。

婚活の例をメインに出していますが、婚活以外でも役立つ考え方なので、「自分を魅力的に見せたい」という方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。

自分を「商品」と考えてみよう!/客観的に自分の価値を把握する

魅力のアピール方法として、今回は自分を商品化するという視点を取り入れてみましょう。

1つめのポイントは、自分の価値を正しく把握することです。

私は結婚相談所も経営しているのですが、婚活で選ばれない人の原因の1つに「自分の価値」を適切に把握できていないというものがあります。

自己評価が低いゆえに、行動をまったく起こせないというのも問題ですし、反対に自己評価が高すぎるというのも問題です。

自己評価が高すぎる例としては、知り合いの結婚相談所の方に、こんな男性会員さんの話を聞きました。

その男性は50代の一般的なサラリーマンの方だったのですが、「若い女性がいい」というこだわりから、20代の女性にしかお見合いの申し込みをせず、なかなか成婚が決まらずに苦労しているとのことでした。

もちろん、50代後半だからといって、20代の女性が無謀だと言うつもりはありません。

ただ、他にも競争相手がたくさんいる中で、何か突出したものがなければ、やはりどうしたって、お見合いがうまくいく確率は低いでしょう。

婚活市場では、選んでもらわけなければ始まりません。選ぶのは相手です。

自分にだけ目をむけるのではなく、【相対的な価値】を考えましょう。

・相手から見た自分は、どのように映るか

・競合相手と比べて、自分の「強み」は何か

・一緒に過ごすことで、相手にどのような時間(価値)を与えることができるのか

このような客観的な視点を自分に対して常に持っていますか? 自分がお相手だったとしたら、あなたは魅力的に映るでしょうか? 笑顔で接しやすい存在でしょうか?

また、自分の「強み」と聞かれて、すぐに答えることはできますか?

意外にも自分のことを「適切」に把握している人って、本当に少ないのです。

自分の魅力に確信が持てなければ、私のようなカウンセラーをはじめ、周囲の人たちに相談してみてもいいと思います。

そもそも自分自身が自分の「魅力」に気づいていなければ、アピールしようもありません。

また、もう1つ、抜け落ちがちな視点は、自分が「与える」価値について。

自分が何を求めるか、という視点はあっても、「自分に何ができるか」という目では見てないことも多いんですよね。

「テイク」だけではない「ギブ」の精神。もらうばかりだけではなく、自分が「与えられる」ものについても考えてみましょう。

婚活に限らず、「与える」ことを知っている人は、どんな場でも愛されます。

誰に「売りたい」の? ボヤっと活動してても、伝わらないよ

モノを売りたい場合もそうですが、ただボヤっと「買ってもらいたい」と願っているだけで、商品がポンポン売れていくほど世の中は甘くありません。

流れや運に依存するのはやめましょう。幸せになるためには、自立しなければいけません。戦略的にきちんと自分をアピールすることを学びましょう。

ちなみに、ビジネスやコピーライティングの世界では、売りたい商品に対して
ターゲットとなる人物を設定する「ペルソナ分析」というマーケティングの手法を使うことがあります。

年齢、住んでいる地域、勤務先、年収、家族構成…など、詳細にお客様を想定するのです。

これは婚活でも、非常に有効です。

今では、いろいろな方の本や婚活ブログなどでも多く取り上げられているので、実践している方もいるかもしれませんが、

自分が結婚したい相手の詳細についてリストを作るのです。

そして実はこれ、結婚相手だけでなく、いろいろなパターンに応用できます。

こんな友人がほしい、こんなビジネスパートナーがほしい、ということを詳細に書き出してイメージすることで、本当にそのような相手が現れるのです。

人によっては「引き寄せ」という言葉で表現しているかもしれませんが、

「どんな相手と出会いたいか」を具体的にイメージすればするほど、自分の中の行動基準や、優先順位、意識、活動場所が変わってくるため、
結果的にそのような人と出会いやすい、出会ったときにピンときやすいということが言えます。

すべては「相手」があってのこと。その「相手」のことは、できるだけ想像力を働かせて、具体的にイメージしましょう。

選ばれない理由は、そもそも努力してないから!

自分という商品の価値、売りたい相手を特定したなら、きちんとPRしなければいけません。

私はPRとは「魅力的だと思ってもらえる」よう努力し、相手に「きちんと自分の魅力を伝える」ことだと思っています。

「私って魅力があるのよ。気づいて」と心の中で思っているだけでは、PRにはなりません。

そして、外見を磨くことも大切です。

パッケージがきれいでないと、どんなに中身が立派でも手にとってもらえないように、「中身を見てもらうため」にも外見にはベストの努力を尽くしましょう。

「何もしなくても、魅力を理解してくれる人が現れるだろう」と受け身になるのは、単なる横着です。

自分がどんな人間なのか伝えなければ、相手は理解できません。他にアピール上手な人が現れれば、そちらに関心が向いてしまうでしょう。

「察して」はやめて、しっかりと「コミュニケーションをとろう」という意識を持ちましょう。

コミュニケーションをとろうとする姿勢は、お相手に対する「真摯な姿勢」でもあります。

相手と真剣に向かい合っているという姿勢を伝えることも「選ばれる自分」になるためには大切なことなのです。

自分の魅力を伝える「勇気」を持とう

もし、あなたが自分の魅力を理解してもらえていない、と思うのであれば

・自分の価値を正しく理解できていない
・アピールする対象を絞り込めていない
・そもそも、努力をしていない
・アピールすることを放棄している

のいずれかが原因です。なぜなら、上記ができていれば「必要とされる」自分になるはずだからです。

自分を商品と考えたときに、その商品は魅力的か、相手が買いたいと思えるか、もう一度振り返ってみましょう。

頑張る皆さんを今日も応援しています!