先日、某大手企業で営業の仕事をやっている友人とご飯に行きました。

新人にして、あっという間に営業成績トップ。
彼女が営業を任されるようになってから、数年来、下降し続けてきた会社の売り上げも飛躍的にアップしました。

今では、最年少にして営業チームをまとめるリーダーとして活躍し、
彼女が指導したチームメンバーたちも目覚ましい成果をあげているそうです。

そんな彼女に、営業のコツを聞いたところ、
恋愛にも応用できる素晴らしいテクニックを教えてもらったので、ここで公開しちゃいます。

「気になる相手と連絡先を交換したけど、なかなかデートにつなげられない、次につながらない」という人は、
相手からの「イエス」を引き出すのが下手なのかもしれません。

そんな方は、ぜひともこの記事を読み進めてみてくださいね。

その1 雑談で相手との距離を縮める。

彼女は、アポイントメントの時間のうちの80%を雑談に充てると言います。
営業先に向かうときに見た面白い光景について話したり、相手との共通点を見つけたりして、
その話題で盛り上がることに、大部分の時間を使っているそうです。

このときのポイントは、「相手とのペースを合わせる」こと。

相手が自分の好きな趣味などについてうれしそうに語っているときは、とにかく自分も楽しそうにリアクションをする。

特に相手の好きなものは、「徹底的に褒めたり」、「自分もそれに興味がある」ということを大げさなくらいに伝えます。

売りたい商品については、最後にさらりと
「うちではこういう商品も扱っているのですが、御社のお役に立てると思うので、よかったら検討ください」
と伝える程度で帰るそうです。

決して押し売りはしない、というのも大事なポイントなようです。

これを恋愛にあてはめると……


・男性の場合

連絡先を交換したあとに、いきなり「●日空いてますか? メシでも行きましょう!」というメッセージを送りつけていませんか?

これでは、当然ながらオーケーをもらえる確率は低くなってしまいます。まずは、ラインなどで雑談を交わして相手との距離を縮めましょう。

・女性の場合
モテる女性はとにかくリアクション上手です。
特に彼が好きなトピックに関しては多少オーバーなくらいに「自分も興味がある」ということを示すようにしましょう。

彼の趣味が自分の知らない分野なら「詳しくは知らないけど、興味がある。すごく知りたい!」ということをアピールできればオーケー。

だけど、楽しい会話が終わった後には、自分からグイグイアプローチせず、さっと身を引きましょう。

すごく興味がある反応を見せて、さらりと立ち去る。こうなると男性はあなたのことが気になって必ず連絡してきます。

その2 肝心な質問は相手に引き出させる

友人の場合は、自分から「商品」についての話題を持ち出さないそうです。
相手との雑談の中で、商品の説明につなげられそうなキーワードを探りつつ、あくまで相手に質問をさせるそうです。

例えば、共通の知り合いがいて、その話題で盛り上がっているときに、
「そういえば、○○さんの会社も最近うちの製品を購入してくれたんですよ」と言うと
「そうなの? ○○さんのとこも導入しているの?」という質問が来る。

そうなれば、チャンス到来! 彼女はそのときにようやく自社製品の説明をするそうです。

相手に興味を持ってもらって「もっと知りたい!」という気持ちを引き出すのが大切だそう。

これを恋愛にあてはめると……


・男性の場合

聞かれてもいないことをベラベラ話していませんか?
ついつい自分のことばかり話しがちな人は質問上手に徹することを心がけましょう。

とにかく、相手が興味を持ちそうな話題を見つけましょう。
相手に「あなたのことをもっと知りたい」と思わせたら、すでに主導権はあなたにあります。

・女性の場合
楽しい会話を交わして、最高潮に楽しい空間を演出しましょう。
だけど自分から連絡先は聞いてはいけません。
「連絡先を交換したい女性」と思わせることがポイントです。

あなたのことをもっと知りたいと思ったら、よっぽどのヘタレ君でない限り、向こうから必ず連絡先を聞いてきます。

もし、まったく連絡先を聞かれないのであれば「あなたのことをもっと知りたい」と思わせることができなかったということ。
会話テクニックをもっと磨きましょう。

その3 フォローの連絡を入れる

友人はそうして一旦、引き上げた後は3週間ごとに
「その後、どうですか?」というフォローの連絡を入れるそうです。

その際も、いきなり営業の話を持ちかけるのではなく、「元気にしてますか? 最近お変わりないですか?」という世間話から始めるそう。

1回の電話でいい反応が返ってこなくても、また3週間後に電話をかける。
それを繰り返していると、大体、平均半年で成約につながるそうです。

「話を聞いてくれるのであれば、まったく興味がないわけではないから。追いかければ、成約に結びつく。
だから根気があれば営業ってそんなに難しくないんだよ」と彼女は語ります。

これを恋愛にあてはめると……


恋愛の相談を受けていると

「気になる人がいるのだけど、相手からのリアクションがあまりよくない。これってあきらめるべきですか?」
という質問をよく受けます。

恋愛にはタイミングというものがあって、必ずしも反応が悪かったからといってあきらめる必要はありません。

気になる相手に、たまたま、他に気になる人がいただけかもしれないし、忙しい、楽しい予定がでいっぱいで、
あなたの優先順位が一時的に低くなっているだけかもしれません。

だから、定期的な連絡を取り続けることはとても大切。
ただし、しつこく追撃メッセージを送るのはNG。相手のリアクションがあまりよくないときは、一旦身を引き、
しばらく時間をおいてから、さりげなく連絡をとってみるといいでしょう。

その4 明るいマインドが成功を握る

今でこそ、営業のトップリーダーとして「仕事がとても楽しい」と言っている彼女ですが、入社当初は、この仕事が大嫌いだったそうです。

けれども、転職をしようと思って、いざ転職活動をやってみると、
「あれ? 私のやりたいことは、今の仕事でも実現できるのかもしれない」と思ったそうです。

そこから何かが吹っ切れて、営業の仕事を楽しんでできるようになったところ、みるみる売り上げも上がり……
あっというま営業でトップの成績を出すまでになってしまいました。

「ノルマがあったりすると、どうしても数字が気になって余裕がなくなったり、暗くなりがち。
そうなると、ますます営業がうまくいかなくなって悪循環になる。自分自身がもっと楽しむと自然に売り上げも上がるよ」

彼女はそう言います。

営業がうまくいく何よりもの秘訣は彼女の持つ、明るく前向きなマインドかもしれません。

同じ製品を売っているはずなのに、なぜ結果に差が出るのか。

それは上記に挙げたような努力に加えて、「彼女からモノを買いたい」と思わせる空気をまとっているからだと言えるでしょう。

私自身、彼女の持つ明るい雰囲気が大好きで、彼女から製品を買いたいと思うお客さんの気持ちがよくわかる気がします。

これを恋愛にあてはめると……


小手先の恋愛テクニックはいくらでもありますが、

そうではなく、本当に幸せな恋愛や結婚をするために必要なのは、「前向きなマインド」を育むことだと私は思っています。

恋愛や婚活がうまくいかない人の根底には「自分なんてダメだ」という根強い自己否定があります。

まずは自己否定をやめること。
そして、前向きに恋愛や婚活を楽しみましょう。

いきなりすべてを変えるのは難しくても、意識しているのと、何も意識していないのでは結果に差が出ます。

これは私自身がやっていることですが、後ろ向きなことを考えてしまいそうなときには、「ストップマーク」を頭に思い浮かべます。

「ああ、ネガティブになってる。ダメダメ、ストップマーク」。

ストップマークを思い浮かべたら、それ以上そのことについて考えるのをやめる。

繰り返しているうちに、自然とマイナス思考を切り替えられるようになりますよ。

前向きな自分でいると、自然と異性も引き寄せられてきます。

最後に

今回は営業という切り口から、恋愛に使えるテクニックを紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?

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