些細なことで恋人を嫌いになってしまう、長期的な関係が築けない

いいなと思う相手ができて、付き合うことになっても、

「関係が長く続かない」
「冷めてしまう」
「何か理由があったわけではないけど、別れたくなってしまって関係を壊してしまう」

こんなお悩みを抱える方もいます。

同じようなことを繰り返していると、そのうちに
「自分って人を好きになれないのかもしれない」
「このままじゃ、一生まともなお付き合いなんてできない」というネガティブ思考にハマってしまって、
負のスパイラルに陥ってしまいがちですね。

若かりし頃や、失恋後でヤケになっていた時代に私自身も同じような悩みを抱えていたので、気持ちはわかります。

相手のことが好きなのかよくわからなくなって、「もう面倒くさい!」ってなって、
いきなりエイヤ!って別れて、しばらくしてちょっと後悔する・・・みたいな。

今回は、些細なことで、彼または彼女を嫌いになってしまい
長期的な関係を築けない人の心理と、解決法について考えてみたいと思います。

1.そもそも相手のことを、異性として心から好きなわけではない

実を言うと、私も23歳まで男性との関係が長続きしたことがありませんでした。
(長くて半年くらい、しかも後半の数ヶ月はほとんど会っていないといった状態)

すぐに彼氏を嫌いになってしまう自分は、何か問題があるのではないかとも悩みましたが、
単純に「心から好きな人に出会えていなかった」だけでした。

なぜなら、23歳のときに出会った彼のことは大好きで
欠点も何も「まったく」気にならなかったからです(その関係は、人生で初めて長続きしました)。

だから、相手を嫌いになってしまうというのは、
そもそも、その相手を異性として心から好きなわけではないのです。

「恋人くらい、いないとカッコ悪いな」
「寂しさを紛らわせてくれる相手がいればいいな」
「肉体的な欲望(性欲)を満たせれば、とりあえずオッケー」
「相手が好きでいてくれているから付き合っている」

こんな考えで付き合っていると、当然ながら相手との関係性が長続きするわけはありません。

だって、その人でなくても「自分の欲求」を満たしてくれる人であればいいのだから、いつでも取り替え可能なのです!

むしろ関係が長く続けば続くほど、新鮮味もなくなるし、相手のイヤな部分だって見えてくる。
だから、「もうや~めた!」となってしまうのです。

女性をとっかえひっかえしている女たらしな男性がまさにこれ。
もっと目新しいものが現れれば、そっちに行くし、もっとルックスが良い人が現れればそっちに行く。

まずは自分本位の関係性になっていないか、欲を満たすための都合のいい相手になっていないか、
ご自分の関係性を見つめ直してみてください。

アドバイス ~自分の望む条件を明確化しよう~

「どういう人とであればうまくいくと思うのか」、「自分はどういう人が好きなのか」といったことを書き出してみてください。
そして、このリストに当てはまる人を具体的にイメージしながら、日々の生活を送るように心がけてみてください。

私の友人は、5ヶ月以上男性とお付き合いが続いたことがない子でしたが、手帳にリストを書いて常に持ち歩いたり、見返したりしていたところ、
半年後にこのリストにピッタリ当てはまるお相手が現れました。

今、彼女は結婚して、とても幸せな毎日を送っています。

自分の望む条件を明確化すると、自分がパートナーとの関係に何を求めているかがクリアになります。

すると、実際にそのような相手が現れたり、好きでもない相手と付き合ったりするということがなくなります。
効果的なので、ぜひ試してみてください!

2.自分の理想を相手に押しつけてしまっている

結婚して、私は随分と磨かれました。
そして、パートナーと良好で長期的な築くためには

・「許す」こと
・自分ルールで裁かないこと
・過度な期待をかけないこと

が大事だと学びました。

「こうでなくてはいけない!」「こうあってほしい!」
という自分の基準に他者を当てはめると、人を批判するばかりの狭い生き方しかできなくなります。

相手には、相手の価値観、人生、持って生まれた素材があります。
そこに自分のルールを持ち込んで、あれこれ裁くのは、相手の領域に土足で踏み入る行為であり、間違っているのです。

自分のルールを緩めて、相手の個性を尊重するようにしましょう。

そのように生きると、恋愛だけではなく、人間関係全般も良好に変わっていくでしょう。

自己肯定感がとても低い

恋愛に問題を抱えている人は、「自尊心」がとても低いことが多いです。

話を聞いてみると、
「自分に自信がない」「人に好かれたい」という思いが、恋愛において歪んだ形で表れているのです。

人に嫌われるのが怖い、好きな人になかなかアプローチできない、常に受け身というのもこのタイプです。

このタイプの人は自分の感情を抑圧していることが多い。

「本当はこう思うけど、相手に嫌われたくなくて言えない」
「せっかく手に入れた関係性を失ってしまうのが怖い」
「自分が好きになるよりも、相手に愛されたい」

上記に当てはまるタイプは、まずは自分自身を愛することから始めましょう。

自分に愛情が枯渇しているのに、誰かに愛情を分け与えることはできません。

気分がいいときには、人にも優しくなれますが、
不快な気分のときには、ついついイライラしがちになってしまうこと、ありますよね。

同じことが恋愛にも言えると思います。

自分が愛に満たされている人は、愛を与えることができるし、その愛は健全な形で戻ってきます。

でも、自分の中の愛が足りていない人は、一方通行に愛を受け取ろうとして空回りをしてしまったり、
愛を受け取れないことに恐怖を感じてしまったりして、関係を壊すことで逃げ出したりします。

とはいえ、自尊心を高めるというのは、一朝一夕にできるものではありません。
日々の小さな成功体験の積み重ねや、自分自身の内面としっかりと向き合うことが必要になってきます。

最後に

現在私は、自分に自信が持てない、自分らしく生きていけない、不器用で恋愛がうまくいかないという方々のために
どうやったら幸せな恋愛や結婚ができるか、

そんなことを一緒に考え、サポートしていく、婚活応援コンサルのお仕事をしています。

ワークやカウンセリングを通じて
「変わりたい! 幸せになりたい!」という方を応援するプログラムも提供しています。

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