人見知り婚活アドバイザーのアスナです。
「せっかくのデートなのに、会話が続かずに気まずい…」
「デートで何を話していいかわからない」
「デートで会話が弾まず、いつも次につながらない」
そんな悩みを抱えていませんか?
「会話」で行き詰まって、せっかくのデートを台無しにしてしまうのはもったいないことです。
今回はデートで使える話題の選び方や会話テクニック、会話でデートを盛り上げるコツを伝授します。
デートで何を話せばいいの?/まずは相づちを意識しよう
相手との信頼関係を築くために必要なのは「安心感」を与えること。
話しやすいな、安心して話ができるな、という雰囲気を作ることが大切です。
そのためにも、「あなたの話に興味がある」「あなたの話に共感しています」ということを、まずはきちんと伝えるようにしましょう。
そこで有効なのが「相づち」です。
相づちで「相手の話を聞いて理解していますよ」と示すことで、相手を安心させるのです。
デートでは、お相手も緊張しているかもしれません。
だからこそ、まずはリラックスした場を作るように心がけることが大切です。
相手が話をしているときには、しっかりと相づちを打つようにしましょう。
相づちのポイントは3つです。
・褒める(例:すごい!)
・ねぎらい(例:それは大変だね)
・共感(例:それ、わかる!)
すごいと思ったことは、惜しみなく賞賛の気持ちを伝えましょう。
相手を褒めることは、距離を縮めるいちばんの近道です。
しかし、中には単に「褒める」だけでは、喜ばない相手もいます。
褒めても「いやいや私なんて…」という反応が返ってきたり、褒め言葉を素直に喜ばないタイプには、ねぎらいや共感のほうが効果的な場合もあるので、
相手によって、相づちも変えていきましょう。
質問で会話を広げていこう
主な質問の2つのパターンを覚えておきましょう。
「それでそれで」と、話題を広げていく「展開型」と「ところで…」と、話題を切り替える「切り替え型」の質問です。
例えば、相手が「先週、スキーに行った」という話をしたとします。
展開型であれば、「時系列」を意識すると話がしやすくなります。
・初めてスキーをしたのはいつ?
・どのような交通手段で行ったの?
・行ってみて、どうだった?
・スキーの後にもどこかに行ったの?
・また行く予定はあるの?
といったように、過去から未来まで、映像を再現するかのように質問を投げかけていくのです。
図で表すと下記のような感じです。
私はわかりやすいように、「映画監督になったことをイメージしてみて」と伝えています。
彼(または彼女)が「スキーに行った」ストーリーを撮ることになったときに、
セットやシチュエーション、登場人物のことを何もわかっていない状態では作品を作れません。
主人公はスキーがうまいのか下手なのか、どのような思いでスキーに行ったのか。
スキーが趣味なのか、単なるアウトドア好きなのか。
当日の天候はどうだったのか? ゲレンデは? 友達も一緒だったのか?
スキー後にはどんな展開が待ち受けていたのか?
そのように、「スキーに行った」という言葉から、物語を想像するのです。
話を広げることに限界を感じたら、次は「ところで」と話題を切り替えましょう。
例1 「ところで、スキーが好きということは、アウトドア派なんですか?」
例2 「ところで、ほかにもスポーツはされているんですか?」
といった切り替え方です。
ポイントは、「スキー」という言葉をより広いカテゴリで捉えることです。
例1であれば、スキーを「アウトドア」という広いカテゴリで捉え直しています。例2であれば「スポーツ」です。
例えば相手が飼っている犬の話をしていたら、「動物」というカテゴリで次の話題を持ちかけるのです。
展開型で広げながら、タイミングの良いところで話題を切り替える。この繰り返しを意識してみましょう。
会話をつなげるためには、相手の会話のツボを探そう!
いろいろな話題を投げかけていると、相手が「前のめり」になる、「口数が増える」話題というものが必ずあります。
私の場合は、このように相手の反応が変わる瞬間が面白くて、「相手の会話のツボ」を見つけることをゲームのように楽しんでいました。
さまざまな質問を投げかけながら、「相手の反応が良い」話題をできるだけ早く見つけて、掘り下げましょう。
掘り下げるコツは、先に述べたように、時系列に沿って、その場面の映像を見ているかのように再現すること。
また、質問に困ったら、5W1Hを意識してみましょう。
5W1Hとは
When(いつ)
Where(どこで)
Who(誰が)
What(何を)
Why(なぜ)
How(どのように)
のことです。
例えば、相手が「ラーメンが好き」と答えたとします。
このときに5W1Hを使うと以下のようになります。
When(いつ):最近ラーメンを食べたのはいつか?
Where(どこで):お気に入りの店はどこ?
Who(誰が):そのお店の店主はどんな人? 誰と食べに行くの?
What(何を):何ラーメンが好き?
Why(なぜ):どうして、そのお店のラーメンが好きなの?
How(どのように):こだわりの食べ方ってある?
このように5W1Hを意識するだけでも、質問は浮かんでくるはずです。
次のデートにつなげるためには、より「個人的」な話をしよう
関係を縮めるためには「当たりさわりのない話」よりも、「より個人的な価値観」を共有できるような話に、時間を使うようにしましょう。
極端な例を挙げれば、天気の話など一般的で無難な話をするよりも、
個人的な経験談や大切にしている価値観、心が動かされた瞬間を共有するほうが、相手との関係が深まりやすいということです。
例えば、好きな音楽を聞くにしても、単に好きなアーティスト名だけを聞くのではなく、
どうしてその音楽が好きなのか、何かきっかけとなったエピソードはあるのか? といったように相手の個人的な経験に基づいた回答を引き出しましょう。
先ほど、相手が「前のめりになる」「口数が増える」話題を早い段階で見つけることが重要と書きましたが、
同時に「この人は何を大切にしているのだろう、どのような価値観で生きているのだろう」ということまで掘り下げるような質問をしてみましょう。
それでも不安であれば雑談ネタを用意しておく
それでも不安という方は、あらかじめ雑談ネタを用意しておくのもよいかもしれません。
雑談の切り口として、よく使われる合い言葉の1つに「適度に整理すべし」というものがあります。
テ テレビの話
キ 気候や季節の話
ド 道楽(趣味)の話
ニ ニュースの話
セ 生活の話(休みの日の過ごし方など)
イ 田舎(出身地)の話
リ 旅行の話
ス スターやスキャンダルの話
ベ 勉強(知識)の話
シ 仕事の話
会話に詰まったときは、「適度に整理すべし」、ぜひ思い返してみてくださいね。
デートで大切なのは、会話よりも、楽しむ気持ち
いかがだったでしょうか。
ここまでいろいろ書いてきましたが、とはいえ何より忘れてはいけないのは「相手と楽しい時間を過ごそう」とする気持ちです。
自分が楽しんでいない、ということは、おそらく相手も楽しんでいないということ。
仮に沈黙になったとしても、それさえも居心地よく感じさせてくれる相手もいます。
必要以上に気負わず、恐れず、一緒に過ごす時間をめいいっぱい楽しみましょう。
雑談ネタについては「合コン・街コンで会話が苦手な人のためのネタ帳」にも役立つ情報を盛り込んだので、よかったらご参考にしてください。