婚活の仕事に携わるようになって、ヒシヒシと感じることは

「奥手な人たちにとって、婚活ってめちゃくちゃハードルが高い!」ということ。

奥手な人たちは、出会いの場に出ていくのにも多大なるエネルギーを使うし、出会いの場でも口ベタや人見知りがネックになって、なかなか上手く次に繋げられずにいる。

今回は奥手の方のための婚活アドバイスをまとめてみました。

量より質! 奥手さんは少数で深く付き合える場を選ぼう

まず出会いの場の選び方ですが、

婚活パーティー、街コン、合コンのような「広く・浅く」の場では、奥手さんは魅力をうまく発揮できないタイプなので、基本的には少人数の集まりや「趣味」など共通の話題で仲良くできる場に出ていくことをオススメします。

また受け身なタイプは、アプリも苦手な傾向があります。

こまめなメッセージのやりとりが好き、得意というタイプであればアプリを活用し、メッセージのやりとりで関係性や信頼関係を深めることに力を注ぐ戦略をオススメしますが、相手との距離感がうまくつかめず、疲弊してしまう方も多いので、

慣れていないのであれば、婚活アプリよりもオフ会などへの参加や「趣味」をきっかけに仲良くなれるような場に、まずは出ていくことをオススメします。

このようなことを言うと「趣味はあるけど、異性と出会えるような場ではないんです」と言われることがあります。

しかし、仮に好みの異性がいるような場でなくても「人と会う場」を定期的に持つことを大切にしてほしいと思います。

特に奥手な方ほど、「1人でいる時間が好き」「家にいるのが好き」という方も多く、仕事以外で人と接点を持つ機会が少ないという方も多くいます。

これは個人的な考えですが、「出会い運」というのは、人が集まる「出会いの場」に行くことで循環し、高まると私は思っています。

以前、運は使わなければ「腐る」という話を紹介したことがあるのですが、
(詳しくはこちらの記事をどうぞ)

異性との出会いの場でなくとも、「人と会う」ということが、出会い運を動かし、良き縁を運んでくることがあるし、

反対に引きこもって、誰とも会わないような生活をしていると、出会い運はどんどん停滞していきます。

出会える体質になるためにも、出会い運は常に循環させて高めておきましょう。

奥手なタイプほど、人からの紹介はあなどれない!

奥手な人の中には「新しい人と出会うこと」自体に不安を強く感じる、という人も多くいます。

誰が来るかわからない、信頼できる人かわからない……

そのような状況は、奥手な方にとって、ますます婚活を苦痛に感じさせる要因になっていると思います。

そんな方にオススメなのが「人からの紹介」です。

勇気はいるかもしれませんが「良い人がいれば紹介してほしい」ということを周りの人たちに日頃から話してみることをオススメします。

人からの紹介は最も信頼性が高く、あなたに合った出会いである可能性も高いです。

この際は「紹介されたら絶対に付き合わなければ!」と重く考えすぎず、ハードルを下げて会ってみることが大切です。

奥手なタイプは一度親しくなってしまえば、その関係をとても大切にできる方が多いのですが、親しくなるきっかけや出会いの機会をつかむのが苦手な方が多いです。

そのため、人脈の広い友人に相談したり、「出会いの機会」をセッテイングしてくれたりするような人の力を借りると上手くいく場合が多いです。

周りにいないのであれば、そのような友人を作ることから始めてみてはいかがでしょうか?

背中を押してくれる人を見つける

恋愛や婚活の成功法則でよく語られているのが、

「モテたければ、モテる人とツルもう」
「婚活が上手くいっていない人と傷のなめ合いをするのはやめよう」

ということですが、これは私もそのとおりだと思っています。

奥手な人ほど他人に頼ることがヘタだったり、自己完結ですべてを終わらせてしまったりしがちなのですが、

こういうタイプこそ、背中を押してくれるような良きアドバイザーがいるだけで本当に激変します。

奥手さんは奥手な仲間とツルみがちですが、婚活に関しては、一歩先を行く人たちの意見を聞いてみましょう。

身近に婚活で上手くいった経験のある人がいれば、そのような人にアドバイスをもらいながら婚活を進めることをぜひともオススメしますし、

結婚を本気で考えているのであれば、プロの婚活カウンセラーや仲人がしっかりサポートしてくれるサポート型の相談所の利用を検討してみてもいいかもしれません。

恋愛や婚活は学校で教えてくれるようなものではありません。

それゆえ、ちょっとしたこと、

異性の心理を知らなかったり、婚活市場に対する知識が不足していたりといったことが原因で、婚活が行き詰まったり、上手くいかなかったりする人も非常に多くいます。

だからこそ、頼りにするべきは「婚活市場」や「成功法」を知っている人のアドバイスです。

迷ってしまったとき、勇気が出ないとき、弱気になってしまいそうなときに背中を押してくれるようなアドバイザーを探してみましょう。

完璧主義を捨ててみる/「上手くいかなくても当たり前」

結婚相談所の会員さんでも、奥手な方ほど「お断り」や「失敗」をとても恐れます。

しかし、婚活に「お断り」はつきものです。

婚活中の多くの男女を見てきましたが、どんな人であろうが、断られる時は断られるし、上手くいくときは上手くいくのです。

これは「合う」か「合わないか」の問題で、あなたが悪いわけでも相手が悪いわけでもありません。

「成功」だけを狙い撃ちしようとすると、どうしても行動範囲が狭くなるし、選択肢も狭まります。おまけに狙いを外したときのショックも大きいものです。

「上手くいって当たり前」「上手くいかないとダメだ!」ではなく、

「上手くいかなくて当たり前。できるだけのことをやろう」

と発想を切り替えていくことが大切です。

上手くいくか、いかないかという「結果」にこだわるのではなく、「できるだけのことをやってみよう」というプロセスにフォーカスしてみましょう。

奥手な自分をムリに変える必要はない

「奥手」な性格を変える、というのはなかなか難しいことかもしれません。

そもそも、奥手な方は思慮深かったり、マジメだったり、感性豊かだったり、豊かな内面性を持ち合わせた方が多く、その良さはむしろ大切にするべきです。

だから、ムリに自分を変えようとか、奥手な自分を責める必要はありません。

まとめになりますが、奥手な方への婚活アドバイスは以下のとおりです。

①休日に引きこもったり、奥手な仲間とばかりツルんだりするのをやめてみる
②「趣味」をきっかけに仲良くなれそうな場に出かけてみる
③「紹介してほしい」ということを周囲に伝えてみる
④良きアドバイザーを見つける
⑤結果でなく「プロセス」を大切にする

また、私も結婚相談所を運営しており、恋愛や婚活の相談などにも乗っておりますので、
何かお悩みのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

これからも皆さんの婚活を応援しています。