「彼女ができないんです…」
私は婚活や恋愛のお仕事をしているので、このような相談を受けることはよくあるのですが、
こうした方たちの話をよくよく聞いていると「それじゃあ、彼女はできないよね」というポイントが見られます。
今回は「彼女ができない男性の特徴」について、女性目線から本音で教えます。
彼女ができない男性の6つの法則
以下は、彼女ができない男性の主な6つの特徴です。
① 身だしなみに気を遣っていない
② 気さくでない
③ しなくてもいいような話をする
④ 女性の望む「優しさ」を勘違いしている
⑤ 面倒くさがり
⑥ 決断力がない
今回は、これについて1つずつ解説していきますね。
① 身だしなみに気を遣っていない
これね、「当たり前でしょ」と思うのですが、自分で自覚していな男性も結構いるものです。
女性は、男性が思う以上に細かい部分を見ています。
見ているポイントが男性とはそもそも違うのです。
ズボンの裾がすり切れていたり、靴がボロボロだったり、シャツがしわくちゃでも不潔な印象を与えます。
女性は、男性に比べて、異性に惚れにくい生き物なので、はじめから「ストライクゾーン」に入ることを目指さなくても構いません。
「生理的にムリ!」にさえならなければ、そこから男性の働きかけ次第で、彼氏に昇格することも可能だからです。
しかし、一度「生理的にムリ」となってしまえば、挽回の可能性は非常に難しいです。めちゃくちゃシビアです。
しかしながら、身だしなみに手を抜いていると、あっというまに“生理的にムリ”のカテゴリに振り分けられてしまいます。
自信がないのであれば、女性の意見も聞きながら、相手に不快感を与えない印象を心がけましょう。
参考までに、過去、結婚相談所の女性会員から聞いた「男性のこのようなポイントに幻滅した」という声をリストアップしておきます。
・親指の爪だけ異様に伸びてて、気持ち悪かった ・鼻毛が出てた、目やにが付いてた ・寝癖がついたまま来て、せめて寝癖くらい整えてほしいと思った。だらしない。
・真っ赤な派手なシャツを着て現れて引いた
・鞄の持ち手のところがボロボロで、お金がないのかと思った
・息がラーメン臭かった
② 気さくでない
ぶっきらぼう、話が弾まない、あるいはマジメすぎて面白さにかける…といった男性は初対面の時点ではじかれます。
居心地がよくないからです。
自分から話題を振る、笑顔、楽しい話題を提供できる、女性に楽しく話をさせることができる男性は、好感を持たれます。
お見合いやパーティーの場で、そもそも連絡先が交換できないことが続いている男性は、①身だしなみ ②気さくでない が原因の場合がほとんどです。
まずは、外見+話しやすい印象を心がけましょう。
初対面での印象をアップさせる方法や会話術については、よかったら過去記事も参考にしてください。
・聞き上手は会話上手!/相手から会話をどんどん引き出すテクニック
・自分の第一印象を知って、愕然とした話/印象をアップさせよう
③ しなくてもいいような話をする
たとえば、お見合いの場で「どうして、僕なんかを選んでくれたんですか?」と聞くような男性は「面倒くさいなあ」と思われます。
自信のなさ、自己否定的な態度はマイナスを与えるだけです。
また、基本的に、女性の発言に対して批判的な意見、正論を突きつけると高い確率で嫌われます。
女性は共感の文化で生きています。特に初対面のうちは、共感を意識して、できるだけ相手との共通点を見つけることを心がけましょう。
また聞かれてもいないのに、自分の理想の女性のタイプや家庭像について語り出す男性もいますが、これも絶対にNGです。
基本的に聞かれてないことは、ベラベラと話さない。
会話においてもレディーファーストを心がけ、女性に話をさせることを優先させましょう。
あと、かつて私の女友達から、こんな話を聞いて、「ああ、言わなくてもいいこと言って失敗してるなあ」と思ったエピソードを紹介します。
その男性は広島に住んでいる30代後半の人。
東京で彼女とお見合いをするためにわざわざ広島から出てきたそう。そこまではよかったのですが、この男性、お見合いの席で「今日は夜行バスで来ました」と言っていました。
これを聞いた女性は「30代後半にもなって、新幹線も使わず夜行バス!? 大学生じゃあるまいし、お金ないのかな?」と思ったとのこと。
価値観は人それぞれ、夜行バスで来ることが悪いわけではありませんが、年齢に合った振る舞いや行動というのは、やはり大切だと思っています。
たとえば、40を過ぎて派手なミニスカートをはいている女性がお見合いの場に現れたら、ビックリしませんか?
ミニスカートをはくのは個人の自由ですが、初対面の場で、そのような格好で来られると多くの人は「この人、大丈夫なのかな?」と思ってしまうと思います。
それと同じで、年相応のふるまい、特に「お金がなさそう」「みっともない」と思われるような言動はつつしまなくてはいけません。
余談ですが、一緒に行ったうどん屋で、無料のトッピングをものすごく大量にかけている男性の姿を見て引いてしまった、という話を聞いたこともあります。
④ 女性の望む「優しさ」を勘違いしている
女性の望む優しさと男性の思っている優しさは違います。
女性の望む優しさは、わかりやすい言葉と行動、そしてやってくれたことの大きさではなく、回数で評価されます。
極端な話、愛情表現をめったにせず、数年に1度、高価なプレゼントを渡してくれる男性よりも
毎日「愛してる」を言ってくれて、自分にいつも関心を向けてくれて、何かあるたびに、小さなプレゼントをくれるような男性のほうが好きなのです。
水野愛也さんが『LOVE理論』という本で、女性を喜ばせる優しさのことを「うわっつらKINDNESS」といって紹介しています。
これを読んだときは爆笑しましたが、たしかに核心をついています。その一例を少し紹介しますね!
・レストランで先に席に座らせる。先に注文させる。先に食べさせる
・グラスの空きにすばやく気付く
・ひたすら歩かず休憩をはさむ
・デザートをすすめる
・待ち合わせ場所に先についておく
・メニューが1つしかない場合、女向きにする
・メールは男が出して終わる
ほかにもたくさんあり、うわっつらKINDNESSをマスターするだけでも、モテモテになれると思うので、気になる方は読んでみることをオススメします。
『LOVE理論』(水野愛也著)
爆笑ポイント多々あり。でも、女から見ても、割と核心をついたモテ理論だと思います。
⑤ 面倒くさがり
女性にとって「大切にされること」は、男性が思っているよりもはるかに重要で、果てしない欲求なのです。
そして女性の愛情のタンクは、穴のあいたバケツのように、放置しておくと、どんどん空になっていきます。
モテる男性、女性の心をつなぎとめることができる男性とは、女性の愛情のタンクを常にいっぱいにしておける男性です。
女性は放置されると誤作動を起こします。
「あの人は私のことを大切にしてくれない」→「別の人と付き合ったほうが私は幸せになれるかもしれない」という発想になるのです。
女性にとっての「素敵な男性」とは、自分の愛情タンクを常にいっぱいにしてくれる男性なのです。
そう考えると、「面倒くさがり」がいかにマイナスに働くかがわかると思います。
・女性の様子が少しでもおかしいと思ったら、話を聞く
・ラインなどでこまめに連絡をとる
・愛情表現は常に言葉と行動で伝える
「わざわざアクションを起こさなくても、大丈夫でしょ」という怠惰さにかまけていると、女性の気持ちはあっとういうまに離れていきます。
この女性心を「面倒くさいなあ」と思わず、「可愛い」と思って、女性を喜ばせることができる男性は恋愛上級者です。
⑥ 決断力がない
・一緒に食事に行って、メニューをずっと見ている
・デート先の提案をなかなかしてくれない
・優柔不断で、発言がコロコロ変わる
男性のこのような態度を見ると、女性は不安を感じます。
かつて、結婚相談所の会員さんで、プロポーズがお断りされてしまった男性がいました。
相手方の女性に理由を聞いてみると、
「何事もハッキリ決断してくれなくて、結婚する相手としては、頼りないなと思ってしまいました。」
という答えが返ってきました。
女性は男性に引っ張ってほしいと思っています。
頼りない女性をパートナーに選ぶ女性はいません。
だから、決断はすばやく、女性が迷っているときには、自ら率先して提案を出せるようになりましょう。
女性の1歩先をリードする、という意識を持って行動するだけで、女性からの見方は変わります。
日頃から優柔不断、決断を相手任せにしてしまう、という方は注意してください。
女性の意志を尊重しつつも、リードしていくのは男性側なのです。
最後に/恋人ができない男性には、それなりの理由がある
私の元に相談に来る男性は「どうしてうまくいかないのか、理由がわからない」と言っていますが、
女性から見れば、理由は明白である場合がほとんどです。
もし、客観的に自分のことを見ることができない、何が原因かを知りたい、という方は個別相談も行っているので、お気軽にお問い合わせください。
皆さんの恋愛を応援しています!