Aさん
恋愛運がないから、出会いに恵まれない
Bさん
今は恋愛運がないから、婚活はやめとこうかな
Cさん
恋愛運をアップさせたい

当たり前のように使われている恋愛運という言葉。

さて、恋愛運とは何なのか?

「運」については、いろいろな解釈がありますが、婚活カウンセラーとして活動している私なりに「恋愛運」について考えてみました。

恋愛運がないから、出会いがないは間違い!

確かに人には、エネルギーの「流れ」があると思っています。

「勢い」「運気」という言葉でも言い換えることができるかと思います。

生きていれば、なんだかパッとしないなあという時期もあります。

理由はわからないけれど、何となく行動的になれないという時期、
何かアクションを起こしても思ったほど結果が出せない時期

反対に、どんどん仲間や素敵なオファーが舞い込んできて、目に見えない力に味方されているような時期もあります。

私はこれを【行動期】【静観期】と呼んでいます。

パッとしないときは、運気が悪いわけではなくて、次の行動期に向けての準備が必要な時期ということ

この時期は、比較的気持ちが落ち着いているので、読書や勉強などのインプット作業が向いています。

反対に行動期は行動するほど、出会いが広がっていくので、積極的に出会いの場に出かけていくほうがチャンスに恵まれやすくなります。

どっちが良い、悪いではなくて、どちらも必要なのです。

これを出会いに当てはめると、【広げる時期】と【深める時期】という言い方ができると思います。

新しい場に出かけていくことで、出会いがどんどん広がっていく時期出会った人たちとの関係を深めていく時期です。

もちろん、どちらも必要な時期です。

そして大切なのは、自分がどの時期にいるかを考えて行動することです。

これがいわゆる「運気」に乗ることだと思っています。

だから、今が【広げる】時期ならば、ためらわず積極的に行動しましょう。行動すればするほど、出会いが広がるはずです。

反対に、まったく行動する気になれないというのであれば、今は【深める】時期なのかもしれません。

深める時期は、新しい出会いは少なくとも、親しい友人などから、思いがけない出会いにつながる可能性があります。

いずれにせよ、出会いを運んでくるのはです。

【深める時期】だからといって、引きこもってしまうのではなく、この時期はいかに周囲との関係を温めていけるかを考えてみましょう。

出会い運とは、川から流れてくる桃のようなものである。

これは知り合いの経営者の方が言っていて、「なるほど」と思ったのですが、出会いというのは、川から流れてくる桃のようなものです。

大きな桃も小さな桃もあるかもしれません。

桃太郎の入っている桃が流れてきているかもしれません。

たくさん流れてくる時期も、それほど流れてこない時期もあるかもしれません。

私は「恋愛運がいい」とは、桃がたくさん流れてきている時期のことだと解釈しています。

ちなみに、「恋愛運がいい時期でないと、良い出会いにめぐまれない」というのは間違っています。

なぜなら、川にさえ行けば、絶えず「桃」という出会いは流れてきているのです。

しかし、最終的には、自分が動かないと、桃はつかめません。

「今は流れが少ないしな……」と思って川に行かなければ、その時期出会えたかもしれない大物と出会えずに終わってしまうかもしれません。

「どれにしようかな」と迷っているうちに、流れていってしまうこともあるかもしれません。

川に手を突っ込むタイミングを間違うと、逃してしまうこともあるかもしれません。

いい出会いを手にしたいなら、川に出かけて行き、「どんな桃がいいのか」を決めて、タイミング良く「えいっ!」と手をつっこまなければいけません。

だから、漠然と恋愛運アップだけ望んで、何もしないというのは
「たくさんの桃が流れてくればいいな~」と望んで、川の側でウロウロしているだけ、ひどい場合は家の中にいて、川の側にさえいないことと同じなのです。

「出会いがないんです」と言って、恋愛のパワースポットめぐりをしたり、占いに行ったりしている女性の話をよくよく聞くと、
川に出かけていない、川の側でなんとなくウロウロしている、ボーッとしているだけというケースがあります。

それでは、いつまで経ってもいい出会いなんてあるわけありません。

恋愛運とか関係なく、単に行動力と、つかみとる力がないだけです。

出会いがほしいなら、恋愛運に頼る前に川に出て行こう


「どんな桃がいいか」
きちんとイメージできたなら、とりあえず支度をして家から出ましょう。川に向かいましょう。

とは、すなわち異性の集まる場所です。

今はそれほど、流れが来ていないなと思っても、またいつタイミングが訪れるかわからないので、川の近くにはいましょう。

運気がないと言い訳をして油断をすると、ますます出会いを遠ざけてしまいます。

そして、もう1つ忘れてはいけない重要なこと。婚活市場は、外見も「選ばれるための」重要な要素になります。

流れてきた「桃」が泥だらけだったら、相手だって手にとろうとは思いませんよね。

だから外見もきちんと磨いて、いつ本命が現れても大丈夫な自分でいましょう。

準備ができていないと、タイミングを逃してしまったり、オロオロしてしまったり、「自分に合った相手なのだろうか」と悩んでしまったり、肝心の素敵な出会いを手放してしまうことになりかねません。

いつでも川に手を差し伸べることができる準備をしておきましょう。

恋愛運を上げるよりも大切なのは、桃(出会い)をつかみとる力

私は「恋愛運」にこだわる心のあり方こそが運気を下げると思っています。

なぜなら、どんなときも、出会いはすでにそこにあるからです。

「運気がない」のではなく、出かけていないだけ、行動していないだけ、気づいていないだけ。

川にどんどん桃が流れてきていても、家にこもって何もしなければ、何も変わらないし、
決して数は多くなくても、すごくステキな出会いが、もしかしたらすぐ傍にまで運ばれてきているかもしれません。

【恋愛運】というフィルターを外し、どんなときも、そこにある出会いを大切にして、素敵なパートナーと出会ってください。

頑張る皆さんを応援しています!